
「よくみたら『組み立て説明書』がない なるほどね
おにぎりの作り方なら知ってるでしょ?ってことね…」
こんなポストをされたのは、むりかもめ(@murimurikamome)さん。「おにぎりプラモデル」を組み立てようとしたら、なんと説明書が入っていなかったといいます。
投稿された写真には、細かいお米の粒のパーツが並び、見るだけで気の遠くなるような作業の予感が伝わってきますね…!
「まさか説明書がないとは…悟れということか…」
「おにぎりの“作り方”は知ってるけど、これは知らん笑」
「粒の数すごすぎて逆に震える」
「こういうプラモ好き。無心になれそう」
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無の境地に至りそうな果てしない作業になる予感に様々なコメントが寄せられました。ポストをされた、むりかもめさんにお話を聞きました。
ーーおにぎりのプラモデルを購入したのは?
「前から寿司プラモや餃子プラモを店頭で見かけて気になっていました。友人から『コレ作ってよ笑』とおにぎりプラモを紹介されたので、ネタにマジレス的な笑いのつもりで購入して制作を開始しました」
ーー組み立て説明書がないことに気づいたのは?
「箱から取り出して一通り内容物を確認した後です。これらの部品をどの順番で組むのかな…?と思うと同時に説明書がないことに気がつきました。説明書がないこと自体が説明書の役割をしていると心で理解しました」
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ーーお米の粒は、どのくらいの数のパーツがあるのでしょうか?
「1枚のランナーに2行7列…それぞれ13粒あること、そしてそのランナーが8枚あるので…米粒のみで14×13×8=1456パーツということですね」
ーー現在、どのあたりまで完成したのでしょうか?
「現在、手元にご飯粒が5つあります」
ーー特に難しいポイントは?
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「適当に接着剤をたらして米粒を振れば塊になるだろう…と目論んでいたのですが、そうすると米の並びが不自然に整ってしまいます。そのため、一粒一粒ランダム風に接着する方針に切り替えました」
ーーこれから「おにぎりプラモデル」にチャレンジする方にアドバイスがあれば。
「おそらくですが…これは禅の修行に近しい領域に接触していると感じています。あなたが苦しいと思う時、同じ道を歩む者が他にいることを思い出してください」
むりかもめさんは「インターネットで僕が見つけた楽しいことを共有しますので、投稿を見かけたらまた笑ってやってください。しばらくはおにぎりプラモデルの完成を見守っていただけると嬉しいです」と話してくれました。
どこまでもストイックな「おにぎりプラモデル」。完成を楽しみに待ちながら、思わず応援したくなりました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)