
前回からの続き。私(タマミ、30代)は3人の子の母。夫(リョウタ、30代)の両親と同じ敷地内に住んでいます。近所に住む義妹(夫の妹、マナ、30代)は一人暮らしで、義兄夫婦はうちから遠い東京に住んでいます。お盆や年末は義実家に親戚一同が揃うのが恒例です。義姉(夫の兄の妻、サヤカ、40代)は毎回大量のお土産を親戚たちに配るのですが、そのお土産は義姉が帰省する数日前にわが家に送りつけられ、保管させられるのです。私が困ると伝えても、義姉は聞く耳を持ちません。
場がシーンとするなか、義妹が続けます。


義妹は言いたいことを言って、最後には場を少し和ませてくれました。義妹のキャラクターだからなせる技です。気がつけば義姉は席をはずしています。年末は絶対にお土産の保管をしない、と私は心に誓いました。
そして迎えた年末。義妹の予想の通り、いつものように義姉から荷物発送の連絡がありました。
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しかし義母も荷物の量を見て、「ええ、こんなに!?」と、驚いています。その後、義母は少し悩んで「これは入らないわよね。とりあえず受け取るわ」と言ってくれたので、そのまま渡して帰りました。

義姉が私に謝罪しないのは、まさに義姉らしいと感じます。これまでは、私を見下した義姉の態度が気になり、義姉が都会で華やかに活躍していると聞くたびに、どこか劣等感を抱いていました。それと同時に義姉が人によって態度を変え、他者への配慮が欠けている様子に私は嫌悪感もありました。
しかし今回、義妹と義母が義姉に注意してくれたので私はスカッとしています。義姉に対して、劣等感を抱く必要はまったくないと確信したのです。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか
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