配信で怒号…米山隆一議員と日大西田教授がXでも応酬「補助金停止は妥当」「権力性の無自覚さが」

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2025年05月01日 13:05  日刊スポーツ

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高橋弘樹氏(2022年6月撮影)

元テレビ東京の高橋弘樹氏(43)が手がけ、このほど配信されたYouTubeチャンネル「ReHacQ−リハック−」で、立憲民主党の米山隆一衆院議員と、日大危機管理学部の西田亮介教授が出演したが、怒声が飛ぶなど、議論がかみ合わない混乱状態となった。


その後、米山氏は自身のXで、日大の私学助成金停止に触れる投稿をし、西田氏も反応するなど、波紋が続いている。


「SNSと政治」をテーマの議論で、X上で応酬をしている米山氏と西田氏をゲストに招き、高橋氏が冒頭「米山隆一さんと、西田亮介さんで直接話しましょうということで」と紹介。ただ西田氏は「僕、話したいって言ってない」と米山氏との議論を拒否する姿勢を示すと、米山氏も「それはちょっと、さすがに失礼で、私はReHacQから出演依頼がきたはずなんですね」と不満を示した。


ただ西田氏は「今日はさまざまな条件をつけてここに至っているだけでしょ。ReHacQからオファー来た、って言っているだけじゃないんですよね」と米山氏が出演に応じた経緯を主張。「左様ならだ」と、米山氏がSNS上で多用する決め台詞も持ち出し「自分の得意なXだけでやっているだけで、自分の得意なところでしかやらないし、自分の好きなルールでしかやらない」と続けた。


また西田氏は、通常より多いという撮影機材を示しながら、米山氏のYouTubeチャンネルで同時配信することを指摘。「米山チャンネルで配信するとは聞いていない」とし、同時出演には当初、難色を示した。一方の米山氏は、ReHacQ側が同時配信を西田氏側に打診しているとの認識を示し、ここでも意見がぶつかった。


その後も米山氏の発言を西田氏がたびたびさえぎって発言する状況が続き、米山氏が「ちょっと度を越してませんか」と批判。米山氏が「私帰りましょうか?」と言い出したり、「これが論客と呼ばれている西田さんの正体ですよ」「政治家と呼ばれている米山さんの正体ですよ」と応酬するなどの展開もあった。


配信後にも、両者はXで、当該配信に関連した投稿を継続。米山氏は「2時間一方的罵倒を受け続けるはめになりました」とし、「高橋氏はあの番組終了後、謝るでもなく笑って寄ってこられたのでお断りしました。スタッフルームに『放送事故』的雰囲気は皆無で、同時に配信していたひろゆき氏の番組のアクセス数を上回ったと大喜びだったとの事です。配信の内容には興味はなく、ただアクセスを稼げればそれでいい方々なのでしょう」と、ReHacQ側の対応にも注文をつけた。


米山氏はさらに、西田氏についても投稿。「補助金が停止されているあの日本大学の危機管理学部という学部の教授。学生には『討論の場では大声で罵声を浴びせ続け相手に発言させない事がポイントだ』とでも教えているのでしょう。その様な教育を勝手にやるのは自由ですが、全く国の補助には値せず、補助金の停止は極めて妥当な措置だと思います」と、日大が2021年に元理事長らが有罪判決を受けた事件後、ガバナンス不全などを理由に私学助成金が不支給となっている現状について記した。


西田氏はこの内容を問題視するユーザー投稿を引用し「国会議員の権力性の無自覚さがさすがに度を越しておりいかがなものかと思いますw」と指摘。「ぼくについての論評等にとどまらず、学生や学部、大学について揶揄しだすと、本人訴訟できる人はいざ知らず、いよいよ笑えないことになりかねないので、皆さまお気をつけ遊ばせ!」と呼びかけるなどしている。

このニュースに関するつぶやき

  • 目糞鼻糞だな。日大の補助金停止ってガバナンスができてないことを指摘された上、その改善が見られないってだけの事。当然、スポンサーの意向に沿えないなら金はもらえないと知るべき。
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