パディントン、大阪・関西万博に来場 英国とペルーの架け橋に

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2025年05月02日 05:41  ORICON NEWS

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大阪・関西万博にパディントンが来場
 大阪・関西万博の英国パビリオンに1日午前、同国の国民的キャラクター、パディントンが来場。家族連れ等の多くの来場者が、パディントンとの写真撮影を楽しんだ。

【画像】ペルーのポテトサラダ、カウサ・リメーニャ

 英国総局長のキャロリン・デービッドソン氏から「亡きエリザベス女王とサンドウィッチを分け合った仲」と紹介されたパディントンは、英作家マイケル・ボンドが生み出した、世界中で翻訳されているロングセラー児童小説シリーズの主人公。2012年ロンドンオリンピックではジェームズ・ボンドとともにエリザベス女王(当時)をエスコートし、エリザベス女王の即位70周年を祝うプラチナ・ジュビリー(22年)のオープニング動画では、女王陛下とお茶会を楽しんだ。

 実写映画シリーズ『パディントン』(16年)、『パディントン2』(17年)も大ヒットし、これに続く最新作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の日本公開を来週(5月9日)に控えている。3作目では、パディントンがついにパスポートを取得し、ブラウン一家と一緒に生まれ故郷・ペルーへ里帰り。パディントンのルーツが明らかになる。

 同日午後には、パディントンが英国からペルーのパビリオンへ。入口で公式スタンプパスポートに、ペルーのスタンプを押してもらったパディントン。入ってすぐのブースでは、本作のロケ地でもある世界遺産マチュ・ピチュを空撮した壮大な光景が巨大スクリーンに投影され、まるで映画のワンシーンに入り込んだかのような、大迫力の空間を楽しんだ。

 さらに、ペルー館副総局長フェルナンド・アルバレダ氏の案内で、歴史、SDGsの取り組み、伝統的な郷土料理やダンスなど、ペルーの過去・現在・未来を見学。最奥に設けられているカウンターでは、ペルーのポテトサラダ、カウサ・リメーニャのクッキングパフォーマンスが行われており、パディントンを模した一皿に会場は大いに沸いた。

 大阪・関西万博にて映画さながらに英国とペルーの架け橋となったパディントン。キャロリン・デービッドソン氏は、「2025年大阪万博で、私たちのパディントンがこのように温かく歓迎されたことは素晴らしいことです。ペルーパビリオンと協力し、『パディントン』シリーズの最新作を紹介できただけでなく、2025年国際博覧会のテーマウィーク『未来に向けた文化の共創』に合わせて、異文化交流のメリットをアピールできたことは素晴らしいことです」 と語っていた。

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  • 昔、NHKで放送したパディントンをよく見ていたな。
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