
■MLB ブレーブス 1−2 ドジャース(日本時間3日、トゥルイスト・パーク)
ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのブレーブス戦で6回(91球)、1安打無失点、6奪三振の快投で、今季4勝目を手にした。
試合後のインタビューで山本は、日本時代のときのような良い状態に近づいているかと聞かれ「そうですね、いい感覚で投げられているかなと思いますし、より近いかなとは思います」と自身でも手ごたえを感じた試合になったようだ。
5回までノーヒット投球の好投に、(ノーヒットノーランの)意識について「なかなか9イニングまで行くのは難しいことなので、あまり考えてなかったです」と振り返った。
この日は6回2死まで無安打に抑えるも、強打者のM.オズーナには2つの四球を与えた。「やっぱり、パワーのあるバッターなので特に気をつけて投げたんですけど、いいボールも何球かありましたけど。そこは悔しかったですね」と反省点も挙げた。
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捕手のW.スミス(30)とのコンビについて「去年はストライクゾーンに上手く投げられる球種が少なかったので、困らせてしまうことが多かったんですけど、今年は安定した状態でどの球種も投げられている」と、去年より上手くいっていると話した。
また、自身初の月間MVPに選出されたことに「すごく嬉しく思いますね。事前に知らされていなかったのでネットで知りましたけど、そういう感じかと思いましたけど(笑)、試合前に(笑)」とMLB流の“サプライズ発表”にも動じず、冷静にマウンドに向かったという。
試合は7回に2番手K.イェーツがソロ本塁打を浴びて、1点差に迫られ、9回前には降雨中断を挟む展開に。だがドジャースが逃げ切ってロースコアゲームを制し、今季2度目の6連勝を飾った。