TWICE日本人ユニットが「アップデートし続けてる」美容整形外科医が解説する“美”の秘密

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2025年05月04日 08:10  週刊女性PRIME

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NHK紅白初出場の『MISAMO』(前列)と、“オオカミマスク”が印象的な『MANWITHAMISSION』

 今、日本でも韓国でも熱狂的な人気を誇るTWICEの日本人ユニット・MISAMO(ミナ、サナ、モモ)。

 その美しすぎるビジュアルは日々アップデートされ続け、美容業界の一部では「美容トレンドの象徴的存在」として語られることも。また、2025年5月公開の映画『かくかくしかじか』では、ユニット初の映画主題歌となる楽曲「Message」を担当。優しく寄り添ってくれるようなミドルテンポのバラードで、音楽とビジュアルの両面から注目を集めています。「進化が止まらない!」とSNSでも話題のMISAMOを、美容整形外科「R.O.clinic(アールオークリニック)」の呂秀彦院長を迎え、専門的な視点で徹底分析します。

SNS界隈でざわつくMISAMO

─ 最近、「あれ、ぐんと大人顔になった?」とSNS界隈でもざわついているMISAMO(ミナ、サナ、モモ)ですが、率直に見て、どんな美容をしていると予測できますでしょうか?

呂院長:めちゃくちゃ単刀直入ですね(笑)。美容のこと、というよりも、すべてにおいてアップデートし続けているという表現のほうが正確でしょう。特にモモさんは、初期のぽってりとした印象から、現在はかなり大人になったと感じます。フェイスラインがシャープになり、インスタグラムでも“別人級”と話題になっています。

─ 日本では「あれ、きれいになった?」という印象も、韓国では整形は当たり前な社会。呂院長もそう感じます?

呂院長:はい。韓国では整形が“当たり前”という感覚もあり、美容機器の開発も非常に進んでいます。特にMISAMOのようなK-POPアイドルの顔は、“現在の韓国の美のテンプレート”といっても過言ではないでしょう。

―ただ、 3人とも、どこか似た系統の顔立ちになってきているようにも感じますが、この“似てくる現象”はなぜ起きるのでしょうか?

呂院長:これは、韓国に限らず、日本でも最新の美は、目・鼻・輪郭、それぞれが現在のトレンドに沿った作りになっていますから、なんとなく似てくる現象があるのだと思います。最近多く見られるのは、目頭切開眼瞼下垂の手術を組み合わせるパターンですね。これにより、目の縦幅と横幅が広がり、より強い目力が演出されます。ただし、これをやりすぎると“アンニュイな魅力”が消え、キツく見えることもあります。特にサナさんは、そんな印象もある、という声も聞きますが、それでも特に何かをやった感じはありませんね。

MISAMOの美しさの秘密

─ ミナさんに関しては、以前と比べてかなり印象が変わった気がします。どんなポイントに変化を感じられますか?

呂院長:ここ数年で3人ともやや西洋的な顔立ちに寄せている印象を受けます。眉と目の間が狭くなり、唇にもほどよいボリュームアップが見られます。これはメークでも可能な範囲です。

─ 韓国の美容医療は“最先端”というイメージがありますが、日本と比べてどのような違いがあるのでしょう? 韓国は国を挙げて美容医療を後押ししていた時期もあり、マシンの開発スピードも速い。日本ではまだ“バレない整形”が主流ですが、韓国では“アップデートを続けること”が美の前提になっている印象を受けますが。

呂院長:彼女たちの美しさは、やっぱり肌にあると思いますね。とにかく綺麗ですよね。そんな肌づくりにはポテンツァエレクトロポレーションが今はお薦めです。それだけで満足できない方は、糸リフトやハイフ、ボトックス、ヒアルロン酸などをバランスよく組み合わせてリフトアップやしわ改善をすることをお勧めします。

 ただ、糸リフトも、過剰に入れると“引きつり”や“不自然な引き上がり”を起こすことがあります。やるなら、経験豊富なドクターのもとで、バランスを見極めることが大切です。また、ヒアルロン酸も入れすぎれば“パンパン顔”になるので、繊細な調整が求められます。

 とにかく“やりすぎ顔”にならないよう、ナチュラルさを保つ匙加減が非常に重要ですね。最近、当院では、他のクリニックでやり過ぎて修正を希望される方の相談が増えてきていますので、そこは注意が必要ですね。

 MISAMOの3人は、なんだかんだやっぱりナチュラルですから。

─ ちなみに先生は3人のうちどなたがタイプでしょうか?

呂院長:タイプですか(笑)? うーん、3人ともそれぞれ魅力がありますが、あえて言うなら“昔のミナ”さんですね。アジアンビューティー的な雰囲気があって、個人的にはとても惹かれます。今ももちろん美しいですが、あの自然な空気感が良かったですね。

─ やっぱりMISAMOの3人は、美のバランスが見事ですよね。

呂院長:ええ、本当に。スタイルも良くて、シルエットも整っている。スタイルは、脂肪吸引や豊胸での調整である程度作れますが、背を高くするのだけは、かなり大がかりで、しばらくは歩けないのであまりおススメはできません。大切なのは、自分に合った方法で理想に向かうこと。それが“賢い美容”だと思いますよ。

─ 実際、MISAMOのような美肌を保つには、家ではどんなケアが現実的でしょうか?

呂院長:紫外線を徹底的に避けること、洗顔を丁寧にすること、保湿、栄養、そして適切な美容治療の積み重ねですね。韓国では定期的な肌管理が文化として定着していますけど、日本ではまだ“特別なときだけ”の感覚が強い。韓国では“ヘアサロン感覚”で通う人も多いので、ホームケアにプラス、美肌マシンはありだと思います。

─ 最後に、あの3人のような“美しさ”を目指す人へのアドバイスをお願いします。

呂院長:まず、自分の骨格や肌質をきちんと理解した上で、無理に“なりたい顔”に合わせすぎないこと。MISAMOは元々の素材も素晴らしいですが、美容医療をうまく活用して美をアップデートしている、と想像もできます。そして、美しさに完成はありません。自分に合ったペースで、楽しみながら整える。それが“賢い美容”の在り方だと思います。MISAMOのように、美しさを追求し続けてナチュラルアップデートしてください!

今回お話を伺ったのは……
呂 秀彦(ロ ヒデヒコ)先生。美容外科・形成外科 R.O.clinic(アールオークリニック)院長。日本形成外科学会専門医。医学博士。昭和大学形成外科兼任講師。順天堂医学部卒業後、昭和大学形成外科・美容外科、大手美容クリニックを経て2020年R.O.clinic開院。
患者一人ひとりに真心と誠意を持って、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療が好評。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)に所属。

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