田尾氏、阪神・門別に「自分の考えを前面に出して」、「もう少しバッターを見て」とチクリ

○ 巨人 6 − 4 阪神 ●
＜9回戦・東京ドーム＞



　7日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた田尾安志氏が、阪神・門別啓人について言及した。



　田尾氏は門別の投球に「見ていてバッターと勝負している？という感じなんですよ。キャッチャーの要求通りに投げているなという感じなだけで、もう少しバッターを見て、バッターと喧嘩するくらいの勝負を見たいんですよね」と指摘。



　田尾氏は、門別の第2打席中にも「この前の打席、フリーで三振OKという形の打席でしたけど、本人はどう思っているのかなと僕は思うんですよ。サインが出ていなくても、自分でセーフティスクイズやってやろうかということを考えてもらいたい。普通に打ったらヒットは打てないバッターですから、相手をどう攻めていこうかというのをいつも持ってもらいたい。自分の考えを前面に出してもらいたい」と苦言を呈した。



　この日先発した門別は3回2/3を投げ6失点、打席では2打数0安打だった。



　田尾氏は試合後には「門別も今日のピッチングから何かを掴んでもらいたいなと思いますね。いい経験をしています。だけどやっぱり、向かってこられるピッチャーがバッターは嫌なんですよ。逃げてくるピッチャーは、バッターは楽なんですよ。そこを考えてもらいたいですね」と話していた。



（ニッポン放送ショウアップナイター）