
同じ会社であっても部署ごとにカルチャーが違う、というのはよくあることだ。中には、他の部署から見ると「なぜ?」と首をかしげたくなるようなことも。
投稿を寄せた50代女性が働く会社では、社内設備のメンテナンスを担う保全の部署がある。電気工事や水漏れなどに対応しているのだが、少し変なルールがあるようだ。(文:西荻西子)
「棚ががたつく、天井が汚れている、などその度に全員で来る」
保全部署では何か問題が発生した際に、必ず実務担当の8人全員がそろって現場に向かうのだそう。かなり些細なことでも全員出動だという。
「確かに全員で見て意見を出し合いなどするんでしょう。しかし棚ががたつく、天井が汚れている、などその度に全員で来る」
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そのため、保全部署に相談したいことがあっても、その場には事務処理担当しかおらず何も対応してもらえなくなっているのだそう。確かにこれは困る。
一応、各メンバーは社用携帯を持っており、連絡自体は可能な状態ではある。とはいえ、すぐに対応してもらいたい業務があっても、誰かが戻ってくるまで業務が止まってしまう場面が多いという。
「仲良しグループかよwと社内で有名です」
現場対応そのものよりも「常に全員で動く」ことへの違和感が強く残るようだ。ある意味で仕事熱心な部署なのかもしれないが、他部署からすれば8人のうちせめて2〜3人は残っておいてほしい、といったところだろう。
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