【オークス】カムニャックが接戦を制して戴冠! A.シュタルケ騎手はJRA・GI初制覇!
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2025年05月25日 15:47 netkeiba

オークスを制したカムニャック(撮影:下野雄規) 25日、東京競馬場で行われた第86回オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団追走から脚を伸ばして、最後の接戦も制したA.シュタルケ騎手騎乗の4番人気カムニャック(牝3、栗東・友道康夫厩舎)が、好位追走から馬群を割って一旦は先頭に立った2番人気アルマヴェローチェ(牝3、栗東・上村洋行厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒7(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に10番人気タガノアビー(牝3、栗東・千田輝彦厩舎)が入った。なお、1番人気エンブロイダリー(牝3、美浦・森一誠厩舎)は9着に、3番人気リンクスティップ(牝3、栗東・西村真幸厩舎)は5着に終わった。
勝ったカムニャックは、父ブラックタイド、母ダンスアミーガ、その父サクラバクシンオーという血統。3代母ダンスパートナーは1995年のオークス馬である。桜花賞出走は叶わなかったものの、トライアルのフローラSをレースレコードで制覇。続くこの大舞台でも見事差し切り勝ちを決めて樫の女王の座に輝いた。鞍上のA.シュタルケ騎手はJRA・GI初制覇。51歳4か月22日でのオークス史上最年長制覇となった。
【オークス】イギリスのオークスに範をとり、1938年に「阪神優駿牝馬」の名称で創設。当時、日本と競馬先進国では3歳牝馬の成長度に半年程度差があると考えられており、実施は秋だった。46年に開催場を東京競馬場に変更し、現在の「優駿牝馬」に改称。53年には実施時期を海外と同じく春に変更し、今に至る。オークスは英ダービーの創設者である第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーが、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有し、彼の結婚記念として3歳牝馬のレースを行ったことが由来とされる。
【勝ち馬プロフィール】
◆カムニャック(牝3)
騎手:A.シュタルケ
厩舎:栗東・友道康夫
父:ブラックタイド
母:ダンスアミーガ
母の父:サクラバクシンオー
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:社台ファーム
【全着順】
1着 カムニャック 4人気
2着 アルマヴェローチェ 2人気
3着 タガノアビー 10人気
4着 パラディレーヌ 7人気
5着 リンクスティップ 3人気
6着 ウィルサヴァイブ 18人気
7着 ブラウンラチェット 6人気
8着 ケリフレッドアスク 14人気
9着 エンブロイダリー 1人気
10着 エリカエクスプレス 5人気
11着 タイセイプランセス 9人気
12着 アイサンサン 15人気
13着 ビップデイジー 12人気
14着 レーヴドロペラ 17人気
15着 サタデーサンライズ 16人気
16着 レーゼドラマ 8人気
17着 サヴォンリンナ 11人気
18着 ゴーソーファー 13人気
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