8号本塁打を放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー(写真=GettyImages)● オリオールズ 4−7 カージナルス 〇
<現地時間5月27日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>
セントルイス・カージナルスが敵地カード2戦目に逆転勝利。ラーズ・ヌートバー外野手(27)は「1番・左翼手」でフル出場し、8号本塁打を含む3安打の活躍を収めた。
オリオールズ先発の菅野智之に対するカージナルスは初回、先頭のヌートバーが3試合ぶり安打となる右前安打を放って打線の口火を切ると、一死一、三塁から4番ウィルソン・コントレラスの中前適時打で先制点を挙げた。続く2回表には、一死一塁で第2打席に入ったヌートバーが菅野のカットボールを捉えて右越えの8号2ラン。序盤で3点をリードした。
その後、逆転を許して試合を折り返すも、1点を追う7回表にヌートバーが安打を放つなど一死三塁と好機を作り、2番メイシン・ウィンの適時打で同点に。続く8回表に6番ノーラン・アレナドの6号ソロでリードを奪い返し、逆転勝利を収めた。
この試合のヌートバーは4打数3安打、1本塁打、2打点、2得点、1四球、1三振という内容。直近5試合、19打数でわずか1安打と不調に陥っていたが、現地7日のパイレーツ戦以来、今季2度目の猛打賞をマークした。今季成績は打率.249、8本塁打、OPS.765となっている。
なお、オリオールズの菅野は5回1/3、91球を投げて8被安打、無四球、3奪三振、3失点という投球。勝利投手の権利を持って降板したが、ブルペン陣の失点により白星を手にすることはできず、チームは今季最長の連勝が「3」でストップ。今季11戦目を終えて4勝3敗、防御率3.23を記録している。