「悲しいと思いませんか」と悲鳴 玉木雄一郎 備蓄米「エサ」発言で必死の弁明もやまぬ反感

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2025年05月29日 18:40  web女性自身

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国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が5月28日の衆院農林水産委員会で備蓄米について「1年たったら動物のエサ」と発言したことが、物議を醸している。



玉木代表は、小泉進次郎農水相(44)の備蓄米についての政策をめぐり、「スーパーに出すと言っておられるお米も、あと1年たったら実は餌米で出す予定だったんですよ。1年たったら動物のエサになるようなものを『安く売ります』ったってそりゃ安く出ますよ」と発言。



玉木代表は「一般の人の感覚は、ササニシキとかコシヒカリといったお米をリーズナブルな値段で買いたいというのがニーズなんですよ。動物に回るような、えさ米になるようなものを『安く出てきました』と言っても、本当のニーズではないと思いますね。緊急的なものだと思います」と続け、長期的な視野での農政が必要だと指摘した。



しかし、この物価高の中、少しでも安い米に期待を寄せる国民も多い。そのため、備蓄米を「エサ」と呼んだことにはXを中心に疑問の声が続出。「エサ」を買わざる得ない人々に対する玉木代表の思いの至らなさに批判が相次いだ。



《玉木の「一年経ったら動物のエサ」は駄目だな。これから買う人の気持ちを踏みにじる》
《わざわざ『家畜のエサ』って表現で、安いお米を待ってる消費者の気持ちを削る必要はない気がします!応援していたのに残念な気持ちになりました》
《子供4人、食べ盛りの家庭では貴方が言っている家畜の餌を買います。子供達が学校でいじめられないか心配です。備蓄米をこっそり買わないといけなくなりました》
《動物の餌だと言われ買って食べる庶民の気持ちになって見なさいよ、気分悪いったらありゃしない》



委員会終了後、小泉農水相は記者団に対し、「残念ですね。事実としてはそうだとしても、今この放出のあり方について取り組んでいる時に、私としてはちょっと残念だなという印象」と玉木代表の「エサ」発言に苦言を呈した。



玉木代表は同日夜、自身のXに《私の『備蓄米は1年で家畜のエサ米になる』との発言について誤解があるようなので補足します》と投稿し、《現在の備蓄米制度は『棚上備蓄』という方式を取っており、主食用米として使用しなければ、5年持ち越し分は家畜のエサとして(飼料用米として)放出されることになっています》と「エサ」発言について解説。



続けて《ですから今回、中小スーパーに出す2021年産の備蓄米は、何もなければあと1年で飼料用米として安く売り出す予定のものでした》と、実際に「1年たったら動物のエサ」になると説明。その上で、《備蓄米をどうするかといった短期の政策ではなく、コメ政策の抜本改革こそ求められています》と、本来の主張を訴えた。



しかし、長文で釈明するも批判は収まらず、翌29日には、立憲民主党の泉健太前代表(50)の《備蓄米は、これから我々国民が口にする重要な主食です。「1年たったら動物の餌」というのは、この局面で使う言葉ではない。改めていただきたい》との投稿を引用する形で再びXに投稿。



再び《5年持ち越した備蓄米は飼料用米として売り渡すことになっている現行の「棚上備蓄」制度を説明したものです》と制度の説明をした上で、《小泉大臣も「エサ米」という言葉を使って同じ説明をしています》と、小泉農水相を引き合いに出して「エサ米」という表現は妥当だと訴えた。



飼料用米を通称「エサ米」と呼ぶことは一般的だが、玉木代表の投稿には《いやいやそんな事は皆んな理解してるって! 餌と言われて購入した企業や国民がどう感じるかだよ そんな事も分からないのか》《2000円で買えるなら、それでも助かると言う人はいると思うんですよ でも食べる時に家畜の餌って言葉が頭に浮かんでしまうわけです 悲しいと思いませんか》などと再び批判が上る事態となっている。

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  • 103万円の壁問題などで、せっかく世間の支持を得たのに、不倫連発の上、山尾擁立や餌発言で、自爆の国民民主党。また自民党が勝ってしまう可能性が出てきたね
    • イイネ!4
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