アジア杯予選でU−22日本代表の指揮を執る大岩剛監督 [写真]=FIFA via Getty Images AFC(アジアサッカー連盟)は29日、マレーシア・クアラルンプールにて、今年9月1日から9日にかけて行われるAFC U23アジアカップサウジアラビア2026予選の組み合わせ抽選会を実施した。
AFC U23アジアカップサウジアラビア2026予選には44チームが参加。全チームが11のグループに分けられ、各グループごとに開催国を設定。同国で9月1日から9日にかけて集中開催される。グループ1位の11チームと、各グループ2位のうち成績上位の4チーム、そして開催国のサウジアラビア代表を加えた計16チームが、AFC U23アジアカップサウジアラビア2026に出場する。
日本はU−22日本代表として出場予定。グループBに組み込まれ、クウェート代表、ミャンマー代表、アフガニスタン代表と同居。ホスト国はミャンマーに決まった。
なお、2024年の同大会を戦った“パリ世代”のチームは、同予選を勝ち抜いた先にある本大会で4大会ぶり2度目の優勝を勝ち獲ったが、同大会は2年に1度開催されており、今回のアジアカップはオリンピックの予選を兼ねていない。28年にオリンピックの予選を兼ねたアジアカップが予定されているが、以降は4年に1度の開催となり、全大会にオリンピックの出場権が与えられる予定だ。
U−22日本代表は、2028年に控えたロサンゼルスオリンピックをめざすメンバーが中心となって構成される。その後、“ロス世代”の選手たちはU−20日本代表として、9月27日から10月19日にかけて行われるFIFA U−20ワールドカップチリ2025に出場予定だ。
AFC U23アジアカップサウジアラビア2026予選でU−22日本代表の指揮を執る大岩剛監督は、JFA(日本サッカー協会)を通して、次のようにコメントを発表している。
「AFC U23アジアカップ予選の組み合わせが決まり、どのグループを見ても簡単なグループは一つもないので、厳しい戦いになると思います。予選で対戦する3チームとも力がありますし、予選といえども対戦相手だけでなく、暑さや環境面も含めて準備をしなければいけません。その中でも来年のアジアカップに向けて、しっかり勝ち上がれるよう選手、スタッフと共にしっかり準備をして戦っていきたいと思います」
グループ分けは下記の通り。
■AFC U23アジアカップサウジアラビア2026予選
▼グループA
ヨルダン(ホスト国)
トルクメニスタン
チャイニーズ・タイペイ
ブータン
▼グループB
日本
クウェート
ミャンマー(ホスト国)
アフガニスタン
▼グループC
ベトナム(ホスト国)
イエメン
シンガポール
バングラデシュ
▼グループD
オーストラリア
中国(ホスト国)
東ティモール
北マリアナ諸島
▼グループE
ウズベキスタン
パレスチナ
キルギス(ホスト国)
スリランカ
▼グループF
タイ(ホスト国)
マレーシア
レバノン
モンゴル
▼グループG
イラク
カンボジア(ホスト国)
オマーン
パキスタン
▼グループH
カタール(ホスト国)
バーレーン
インド
ブルネイ
▼グループI
アラブ首長国連邦(ホスト国)
イラン
ホンコン・チャイナ
グアム
▼グループJ
韓国
インドネシア(ホスト国)
ラオス
マカオ
▼グループK
タジキスタン(ホスト国)
シリア
フィリピン
ネパール