オコエ桃仁花「でもこれは許さない」自身と兄に向け送られたヘイトメッセージに怒り

巨人オコエ瑠偉外野手の妹で、バスケットボール女子で21年東京オリンピック（五輪）銀メダルのオコエ桃仁花（ENEOS）が30日、X（旧ツイッター）を更新。自身に送られた悪質な差別表現のメッセージを公開し、「でもこれは許さない」と強く抗議した。

桃仁花は「嫌いだとか、下手だとか、顔が見たくないとか黒いだとか　そーゆーのはもう慣れてるからいいよ。でもこれは許さない」とポスト。添付された画像は、自身に送られたメッセージで、黒人に対する侮蔑的な差別用語を何度も使ってオコエ瑠偉と桃仁花2人に対し「兄と一緒に日本から消えて」「不快母国に帰りなさい！」などと、ヘイトスピーチを繰り返す書き込みが見える。

桃仁花は日本とナイジェリアの2国のルーツを持つ。22年9月にも、SNSに人種差別的なダイレクトメッセージが日常的に送りつけられていることを明かし「こんなのよくくるけど、もう心が麻痺するくらいなれたよ」と投稿していた。

桃仁花のポストに、X（旧ツイッター）には「これはありえない、なおかつ出自に合わせた呼び方なんざ悪質すぎる　投稿者は謝りなさい」「開示請求」「許さんでよい。しんどいかもしらんけどがんばって。応援してます」「嫌な思いしましたね。。。なんで平気にこんなDM送れるのか理解出来ない。。。開示請求するのはありだと思います」などの声が寄せられた。