社台レースホース所属馬のマスカレードボール(撮影:下野雄規) 今週末日曜、東京競馬場では日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)が行われる。本稿では“競馬の祭典”とも称される大一番をひと味違った視点から分析してみたい。ダービーといえば5月末のイメージだが、開催日割の関係から今年は6月1日。これまで過去4回ある「6月1日の日本ダービー」をオカルト的視点で振り返り、的中のヒントを探る。
■社台レースホース所属馬に注目
97年は出走がないものの、社台RHの所属馬が【1-1-1-1】と安定感を見せていた。該当馬は03年に1番人気1着のネオユニヴァースと7番人気3着のザッツザプレンティ、08年7番人気11着のタケミカヅチ、14年に1番人気2着のイスラボニータ。サンプル数が少ないので単なる偶然ではあるのだが、03年は2頭出走して両方とも馬券圏内だから頭に入れておきたい。
今回はマスカレードボールが出走。皐月賞3着の実力馬であり、東京コースで共同通信杯を制した実績がある。
■1、3番人気+穴馬がオススメ!?
08年以外の3回は上位3頭が1番人気+3番人気+穴馬で決着していた。97年は6番人気サニーブライアンが勝ち、2着に2番人気シルクジャスティス、3着に1番人気メジロブライトが入線。03年は1番人気のネオユニヴァースが制し、2着に3番人気のゼンノロブロイ、3着に7番人気ザッツザプレンティが入った。14年は3番人気のワンアンドオンリーが白星を飾り、2着に1番人気イスラボニータ、3着は12番人気のマイネルフロストだった。
三連複や三連単を買うなら、1番人気+3番人気からの流しが狙い目かも。
■騎手の“名前”が伏兵を見抜くポイント?
97年を除く3回において、3着以内に入った伏兵に騎乗していたのはいずれも“下の名前が3文字”のジョッキー。03年に単勝25.4倍で3着のザッツザプレンティは安藤「かつみ」騎手。08年に単勝49.2倍で2着のスマイルジャックは小牧「ふとし」騎手、同じく単勝12.0倍で3着のブラックシェルは武「ゆたか」騎手。14年に単勝108.0倍で3着のマイネルフロストは松岡「まさみ」騎手だった。
今年、該当しそうなのは戸崎「けいた」騎手のエムズ、川田「ゆうが」騎手のエリキング、岩田「みらい」騎手のトッピボーン、丹内「ゆうじ」騎手のドラゴンブースト、北村「ひろし」騎手のファンダム、浜中「すぐる」騎手のリラエンブレムあたりか。