ロッキーズ戦に先発した千賀滉大○ メッツ 8 − 2 ロッキーズ ●
<現地時間5月31日 シティ・フィールド>
メッツの千賀滉大投手(32)が5月31日(日本時間6月1日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発登板。7回途中2失点の好投で6勝目(3敗)を挙げ、防御率ランキングで再びリーグトップに立った。
初回、先頭のベックを三振に仕留めたものの、2番・トーバーに先制のソロ被弾。フルカウントのフォークを左翼席へ運ばれた。それでも続くグッドマン、マクマーンを連続三振斬り。初回のアウトはすべて三振で奪った。
味方打線の援護で4−1となった2回は3者凡退で無失点。この回も一死から連続三振を奪い、2回までに5奪三振をマークした。3回はわずか7球で3者凡退。4回と5回も3者凡退でゼロを重ね6勝目の権利を得た。
7−1で迎えた6回も3者凡退でゼロを刻み、1回途中から17打者連続アウトをマーク。7回は2四球を与えるなど一死一、二塁のピンチを招き、5番・マクマーンに左前適時打を許したところで降板となった。
なおも一死一、二塁のピンチでリリーフした2番手・ブットが後続を抑え、千賀は6回1/3で92球、2安打2失点、7奪三振2四球の登板結果。防御率1.60で再び規定投球回を上回り、前日の時点で1位だった同1.97の山本由伸(ドジャース)を抜き、再び防御率ランキングでナ・リーグトップに立った。
メッツ打線は千賀が先制ソロを浴びた直後の1回裏、5番・バティの3点適時三塁打などですかさず4−1と逆転。4回は2番・ニモの9号2ラン、3番・ソトの2者連発となる9号ソロで7−1とし、連勝で貯金を今季最多の「14」とした。