『スラムダンク』初のデジタル版配信スタート 人気バスケ漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)のデジタル版が、本日6月2日より各電子書籍サイトで配信がスタートした。全20巻で、同作のデジタル版の配信は初となる。
【画像】リーゼントな花道!井上先生が描いた『スラムダンク』新イラスト デジタル版の配信については5月22日、原作者・井上雄彦氏の公式Xにて突然発表されたもので、Xでは「6月2日よりSLAM DUNKがデジタル版でもご購読いただけるようになりました」と報告。
続けて「余談ですが、原稿はB4サイズのケント紙に描いていて、2ページにまたがるいわゆる見開きの場合は、2倍サイズのB3の紙を横にして描いてました。連載当時は紙の本しかなく見開き2ページ単位でコマ割りしていたので、大きめのタブレット端末で見開きの状態にすると原稿に1番近く、読みやすいかもしれません」。
「本の綴じ込んであるところ、いわゆるノドの開きにくいところも今回しっかり見ていただけるのも良い点です」と伝えていた。
井上氏の作品は電子書籍化されているものは少なく、2019年に漫画『リアル』のコミックスが初めて電子化され、井上作品としては初の電子書籍化で大きな話題となった。
『スラムダンク』は、『週刊少年ジャンプ』で1990年42号から1996年27号まで連載していたバスケットボール漫画。湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれている。
手に汗握る試合の描写やバスケに青春を懸ける登場人物たちが、読者の共感を呼び圧倒的な支持を受け、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。1993年〜1996年にテレビアニメが全101話放送された。2022年に公開されたアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』は興収164億円を突破する大ヒットとなった。