限定公開( 22 )
知る人ぞ知る「名代富士そば」のメニュー「ポテそば」。
富士そばの公式Xの投稿で見て「ネタだろうな」と思っていたら、まさかの実在商品!?強烈なインパクトを放つそのビジュアルに惹かれ、早速食べに行ってきました。
「ポテそば」は「フライドポテト」と「そば」を掛け合わせた大胆すぎるメニュー。そばつゆにフライドポテトが浮かぶビジュアルはかなりの衝撃で「美味しいのか……?」と勘繰ってしまいますが、これが意外と合うそう。
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2015年に大阪市の阪急そば若菜(現:若菜そば)の十三店で始まり、その後富士そばが取り入れたことで関東にも伝わったとされるこの珍メニュー。
このほど、富士そばの京急蒲田店で復活しているとの情報を公式Xの投稿で目にしたので、店舗に足を運ぶことにしました。
「本当にあるのか?」と半信半疑で券売機の前に立つと、大きく案内が張り出されていました。
「高校生、若い女性に人気!?」といったコメントも寄せられている「ポテそば」は、お値段630円(税込)。
うどんも選べるようですが、今回は「ポテそば」の名の通り、そばを選びました。
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待つこと数分、到着したポテそばは……本当にフライドポテトがのってる……。
ポテトは細長い、王道のシューストリングタイプ。それがそばの上にどさっと盛られています。
ほかの具はなし。ポテトだけの直球勝負です。
まずポテトから一口いただいてみると、何の変哲もないポテト。少し塩気は薄いですが、カラッと上がった美味しいフライドポテトです。
意を決して今度はポテトとそばを一気にすすってみます。
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思ってる以上にクセがなく食べやすいです。ポテトの塩気が薄いのもありますが、つゆを邪魔することなく、自然にそばの具として馴染んでいます。
ホクホクしたポテトの食感とそばのツルツルした食感も相性抜群。美味しいです。
フライドポテトは言うなればさつまいもの天ぷらや、かぼちゃの天ぷらと似たような食べ心地。
ジャガイモの天ぷらだと思えばイメージが湧きやすいでしょうか。さつまいもやかぼちゃと違って甘みがないので、個人的にはその分食べやすいなと感じました。
またシューストリングタイプなのでそばとの絡みもよく、一緒にすすりやすく、そういった意味でも食べやすいです。
最初は「サクサクのうちは美味しいけど、つゆでふやけたらまずいかな?」とも思ったのですが、そんなことはなく。
むしろほどふやけてポテトに出汁が染み込んでから本番。そばやつゆとの一体感が上がって、より美味しく感じました。
そしてやっぱりポテトフライ×そば=炭水化物×炭水化物なので、見た目のボリュームの割に満腹感があるのも、なんだか得した気分でした。
現在富士そばでこの「ポテそば」が食べられるのは京急蒲田店のみ。しかし今後は水道橋店、川越店、西荻窪店、津田沼店などに販売を広げていく予定なのだとか。
近くの店舗で販売開始となった際は、ぜひ試してみては。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025060305.html
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