日本アニメーション創業50周年アニバーサリー・アート (C)NIPPON ANIMATION CO. 『フランダースの犬』や『未来少年コナン』など数々の名作アニメを手がけてきた日本アニメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石川和子)が、6月3日に創業50周年を迎えた。
【画像】創業50周年を記念して新たに展開予定の企画の数々 同社は1975年、東京都多摩市にてアニメーション制作会社として設立。創業者・本橋浩一氏の掲げた「心の涵養(かんよう)に寄与するアニメーションづくり」という理念のもと、良質なアニメーション作品を数多く制作してきた。
1970年代から90年代にかけて放送された『母をたずねて三千里』、『あらいぐまラスカル』、『赤毛のアン』、『ロミオの青い空』などの「世界名作劇場」シリーズは、数十年経った今でもファンを魅了し続けている。1990年から毎週日曜日に放送され、“国民的アニメ”として広く愛されている『ちびまる子ちゃん』も、同社が手がける代表作の一つだ。
同社では「これからも観る人の心を揺さぶる物語を届けていきたい」とし、さらなる挑戦と創作に意欲を見せている。
なお、アニバーサリー・アートは、多くの「世界名作劇場」シリーズ作品に携わり、『ロミオの青い空』ではキャラクターデザインを担当した佐藤好春氏が作画監督を務め、同社に所属する若手アニメーターたちによって描かれたもの。創業年1975年に放送された『フランダースの犬』をはじめ、『ちびまる子ちゃん』や『うっかりペネロペ』、『未来少年コナン』など、幅広いジャンルの人気作からキャラクターたちが大集合している。
創業50周年を記念したさまざまな企画も展開中。動画配信サービス「dアニメストア」では、同社の関連作品60タイトル以上を配信中。
『あらいぐまラスカル』の新ブランドとして、アニメに登場したキャラクターや名シーンを新しくもレトロな世界観で表現したアートシリーズ「Hidy!Rascal」を7月より展開開始予定。『未来少年コナン』の新ブランド「the FUTURE BOY」も誕生する。
5月27日まで、東京・京王百貨店新宿店で開催していた「世界名作劇場」シリーズの物販イベント「世界名作劇場マーケット」を8月に大阪で開催することも決定した。