
外出先で急にトイレに行きたくなったとき、コンビニは心強い存在だろう。しかし、何も購入せずにトイレだけを利用する行為に、現役のコンビニ店員から疑問の声が上がっている。投稿を寄せた埼玉県の40代女性は、「コンビニのトイレは公衆トイレではありません」と強調する。(文:西荻西子)
「お客様のためにはお貸ししますが、トイレだけ利用する人はお客様ではありません。また、ただ声をかければ良いということではありません」
「いつでも使えて当たり前だと思わないでほしいです」
女性は次のように続ける。
「入店と同時に大きな声で『お手洗いお借りします!』と声をかけられ、もちろん『はい、どうぞ』と返します。ところが、その方はトイレから出てそのまま『お手洗いありがとうございました!』と退店されたのです」
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この行動に、女性は「ありえないと思いました」と心境を明かした。つまり、店員に声をかけてお礼まで言ったとしても、何も買わないのはNGだというのだ。
また、トイレ掃除中は“清掃中”の看板を立て、利用を控えてもらうようにしているが、それでも「黙って看板を倒してまで割り込んでくる方もいます」と憤りをあらわにする。
「いつでも使えて当たり前だと思わないでほしいです。24時間営業で必ず清掃はどこかで必要になってきます。ほんの5分も待てないでしょうか。
ペーパーがないとか、汚ければ文句を言われたり、『個室が空かないんですけど!』…そんなの自分でノックして、待っている事を中の人に直接言えばいいし。コンビニに求めすぎです」
水道代や、トイレットペーパー代、清掃にかかる人件費など、トイレの維持費は店が負担している。そして女性のように店で働いている店員にとっては、トイレがあるだけで仕事が増え、イライラの原因になっているようだ。せめて何か買って欲しい、ということなのだろう。
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