万博・イエメンショップ(画像提供:旅野そらさん) 現在開催中の大阪・関西万博では、複数国が共同利用する「コモンズA」内のイエメンショップが「現地と同じスタイルの物販で、大阪人の値切り魂に火をつけている」と話題になっている。旅野そら(@tabino_sora__)さんが投稿したイエメンショップの値切りのやり取りを紹介する投稿は629万表示され、「値切りバトル楽しんでるな」「大阪と相性が良すぎるかも」と多くのコメントが寄せられた。
【現地写真】電卓片手に白熱バトル…大阪人とイエメン人どっちが交渉上手? イエメンショップでは、お客さんが「これなんぼなん?」と聞くと、10000と電卓を差し出される。「もっとまけてや!3000円!」と交渉をすると、お店の人が「ノォー」という現地さながらのやりとりの流れが味わえる。
投稿した旅野さんは、元戦場カメラマンのVTuber。2020年には実際にイエメンに訪問しており、「宝石店や衣料品店では値札がついていなくて『いくらなら払う?』からコミュニケーションが始まる点」が現地と共通しているという。
旅野さんは実際にスカーフを購入。値切りのポイントは「素直に伝えること」。「日本語は通じない、英語は通じるけど細かい話はできない、大阪弁はなぜか通じるという不思議な体験を味わった」という。
「自分が払いたい金額を素直に言えばよいと思います。スカーフはものによってかなり値段が違いましたが、私は1枚3000円のスカーフを買うことができました」
イエメンは、「一時期、貨物線で密航しないと入国できなかった」ほど、日本から行くのが難しくなってしまったという旅野さん。
「イエメンは、戦争のせいで失敗国家ランキングトップ10常連になってしまっていますが、1000年続く摩天楼都市がある国で、文化的には大都会の国です。行くのが本当に難しくなってしまい、イエメングッズを日本で買うこと自体困難なので、この機会に万博のイエメンショップに絶対行ってほしいです」