ドジャース、劇的サヨナラ勝利で連敗脱出 フリーマンの殊勲打で連夜の延長戦を制す マンシーが起死回生の同点弾含む2発

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2025年06月04日 14:24  ベースボールキング

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サヨナラ打を放ったドジャースのフレディ・フリーマン(写真=GettyImages)
○ ドジャース 6x−5 メッツ ●
<現地時間6月3日 ドジャー・スタジアム>



 ロサンゼルス・ドジャースが東地区首位メッツとのカード2戦目にサヨナラ勝利。フレディ・フリーマン内野手(35)が延長10回にサヨナラ打を放った。



 1点先制を許したドジャースは1回裏、左足つま先の骨折で4試合欠場の続いていた2番ムーキー・ベッツが右前安打で出塁し、3番フリーマンの右翼線二塁打で一塁から同点のホームイン。さらに、一死一、三塁の好機で5番ウィル・スミスの内野ゴロの間に1点を勝ち越すと、6番マックス・マンシーが8号2ランで続き、初回に一挙4得点。今季初勝利を目指す左腕クレイトン・カーショーを援護した。



 しかし、カーショーは3回表に3番ソトに11号2ランを被弾。勝利投手の権利が懸かる5回表には四球と三塁手マンシーの失策により二死一、二塁とピンチを招き、4番アロンソに同点の適時二塁打を浴びた。続く5番ニモは一ゴロに打ち取ったが、ベースカバーに入ったカーショーが打者走者にわずかに競り負けて適時内野安打。逆転を許したところで投手交代が告げられた。



 ドジャースは1点を追う8回裏、3番手右腕ギャレットから大谷翔平が四球で先頭出塁を果たし、2番ベッツも安打で続いて無死二、三塁の好機を作るも、3番フリーマンが空振り三振、4番テオスカー・ヘルナンデスが三ゴロに倒れて二死。5番スミスも空振り三振を喫し、一打逆転の好機を活かすことができなかった。



 それでも9回裏、先頭の6番マンシーが4番手右腕ブラソバンのフォーシームを振り抜き、右翼スタンド中段へ打った瞬間確信の9号同点ソロ。起死回生の一発で試合を振り出しに戻し、2戦連続の延長タイブレークに持ち込んだ。



 そして5対5の同点で迎えた延長10回裏、一死一、二塁から3番フリーマンが左越えの適時打を放ってサヨナラ勝利。10回表を三者凡退に封じた6番手左腕タナー・スコットが移籍後初勝利を手にした。劇的勝利を飾ったドジャースは連敗をストップさせ、メッツとの4連戦を1勝1敗のタイで折り返している。

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