
長期休暇になると、実家に帰省するというママも少なくないのではないでしょうか。実家に帰るのは気楽かと思いきや、実家から自宅に戻ってくるとどっと疲れが……なんてこともありますよね。ママスタコミュニティのあるママからこんな投稿がありました。
『実家に帰るとすごく疲れる。同じ人いる? 距離が遠くて、とかじゃなくて気持ち的に疲れる。なんでだろう』「実家に帰るとすごく疲れる」という投稿者さん。長距離移動などの物理的な問題ではなく、精神的に疲れることに気づいたようです。でも慣れ親しんだはずの実家への帰省なのになぜだろう? と疑問に感じているようですね。他のママたちはどう思うのでしょうか?
実家に帰ると疲れる、その気持ちがわかる!
『わかるー!』
『あるあるじゃない?』
『わかるー。2泊3日が限界。できれば1泊にしたい』
『わかる。私も気持ち的に疲れるからあまり帰らない』
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元は自分の家なのに……なぜ疲れるの?
実家はもうよその家だから
『もう実家はちょっとよく知る他人の家なんだよ。あなたがくつろげる家は今の家族との家なのよ』
『それは、自宅が実家以上にリラックスできる環境になったということだよね。立派に家庭を築いているってことじゃない?』
『家庭を持ったらやっぱりもうそこは自分の家じゃないんだよね』
『わかるー。なんか落ち着かない。元は自分の家なのにね。うちの子どもたちも将来そうなるのかなと思うと悲しくなる』
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それぞれのペースがあるから気を遣う
『お互い様。ペースが崩れるからだと思う』
『分かる。いくら実親、実家でもやっぱり一度家を出たら気を遣う。自分のペースであれこれできないこともだし、家事の大変さを知ったからか、やってもらってばかりは悪い気がするし、実家ではあるけどよそのお家って感じがする』自分たちのペースで動けないから疲れるのではという意見もありました。相手のペースもありそれに合わせようとするからこそ気を遣って疲れる、ということもありそうですね。また自立して自分で家事をするようになり、大変さを知ったからやってもらってばかりいるのも気が引けるというコメントも。ママたちが実家の外に出て大人になったからこその変化という部分もありそうですね。
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家族との距離感がちょっと……
『わかるー。うちの場合は実母が1人でずーっとしゃべっている。そして質問もしてくるけど回答を待たない。3歳児が困惑して沈黙するレベルで会話が成り立たない』
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『私もそうだった。母が怖くて疲れる』
『実家だから、の距離が近すぎるのかどっと疲れる。良くも悪くも遠慮がない、嫌いでは決してないのだけど』
『分かるわ。市内に住んでいたから、生存確認も兼ねてちょくちょく帰っていたけれど、自宅に帰ってくるとどっと疲れていた。別に実家で何するでもなくお茶を飲んで母の話し相手になっていただけなんだけどね。まぁ根本的に母とは合わなかったから、イライラしていたというのもあるけれど。そんな両親も亡くなり、実家が空き家になり、せいせいしたような、ちょっぴり寂しいような……』「母親が怖い」「話が通じない」など、家族とのやりとりに疲れるという場合もあるようですね。また親子ゆえに距離が近すぎて遠慮がない分、疲れるとの声も。実家で過ごす際も、お互いに適度な距離感が必要になりそうです。
以前は母親と性格が合わずに帰省するたびにどっと疲れていたというあるママは、両親が亡くなったあとは、ちょっぴり寂しくも感じているようです。いつか懐かしむ日を想像すると、少し気の持ちようも変わるかもしれませんね。
親の変化を感じる
『うちは両親が高齢になってきて、自分が独身の頃の両親とは違うと感じることが増えてきた。考え方も価値観も凝り固まって頑固になってきて、話していてもしっくりこなくて疲れるよ』
『愚痴は多いし同じことを何度も話すし、指摘するとキレるし。それに気を遣いながら会話するだけでも疲れる』
『年々きつい。会話も微妙に噛み合わないんだよね。自分中心になっているし、さっきも聞いた話をまたしている(認知症ではないけれど)』親が高齢になり変化を感じているママも多くいました。考え方が凝り固まって頑固になっていたり、同じことを何度も話すようになったり。それに合わせるために気を遣うのが疲れるというママもいました。会話などをしていても、以前と違って話が合わない、しっくりこないと感じる場面も増えるようですね。
親も疲れているかも……
『外で暮らしてる子どもが帰ってくると親も疲れるものよ』
『帰って来られる方がもっと疲れる』帰省される側である親世代のママからのコメントもありました。疲れるのは帰省する方だけではないようです。子どもや孫が帰ってくるとなれば、宿泊のための部屋の準備など事前の手間がかかることもあるでしょう。また帰ってきたらきたで、子どもの相手や人数が増えた分の家事などやることも増えますよね。お互いに疲れるものだと、帰省するママも認識しておく必要はあるかもしれませんね。次は、疲れないための対策をしているママの声を紹介します。
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私はこうしている!「家に帰る」以外の方法も
『疲れるから帰るのをやめた。親の顔を数年見ていないけど平穏よ』
『私もそうだから実家にはほぼ帰らない。あまりにも行かないから、私の家に両親が来るようになった』疲れるので帰るのをやめたというママも複数いました。あまりに疲れてしまうようであれば、行かないという決断もアリなのかもしれません。ママが行かなくなったら親が来るようになったというコメントも。帰省するよりも来られる方が楽な部分もありそうです。
『飛行機での移動が必要な距離に実家がある。移動は苦にならないのに、実家での滞在時間が本当に疲れる。日帰りは無理だから年に1回くらい2、3泊で帰るんだけど、ホテルに泊まって昼食をはさんで会話するくらいだよ』
『ホテルに泊まるなりして外で会って、お互いに貸し借りなし負担なしにしないと。自分はもう守ってもらうだけの子どもじゃないんだからと思っている』また帰省はするけれど、実家には泊まらずにホテルに宿泊して外で会うというママもいました。そうすれば実家に負担をかけることもありませんね。生活のペースが崩されるようなこともないでしょうから、お互い気持ちが楽かもしれません。また帰省のうち数日は実家に泊まり、数日はホテルに泊まるなど調整をすることもできそうですね。
『疲れるから日帰りにしている』
『疲れることに気付いたから、母とだけ外で会うようにしている』他にも「日帰りで帰る」「帰らずに外で会うようにしている」というママも。帰省せずにまったく会えなくなるのはお互いに寂しい部分もあるかもしれませんが、日帰りや外で少しだけ会うという選択肢もありそうです。
それぞれ家族の事情もあるでしょうが、疲れない程度の適度な距離感で、後悔しないように付き合っていけるといいですね。
文・佐藤さとな 編集・横内みか イラスト・神谷もち