ママスタ子どもが巣立つのは、親としても喜ばしいことでしょう。しかしママにべったりだった乳幼児期や、勉強や進路のことを一緒に頑張ってきた10代を経て子どもが大人になると、ママはどこかで寂しさを感じることも。先日ママスタコミュニティには「3日間ずっと1人でご飯を食べている」というタイトルで、こんな切ない投稿がありました。
『子どもも大学生。バイトや遊びで家にいてもご飯を食べるタイミングが合わない。旦那は金、土曜と飲みに行って両日朝帰り。今日も17時前に起きたと思ったら、二日酔いでご飯を食べられないって。ご飯を作ってから言うなよ。そして私は常にほったらかし。寂しいな』
どうやら投稿者さんは、大学生のお子さんと旦那さんと3人暮らし。しかし2人とは生活リズムが合わず、一緒に住んでいるのにご飯を1人で食べる日が続いているそうです。バイトや遊びで忙しいお子さんだけでなく、旦那さんも飲み会続きのため、コミュニケーションを取る時間がないことを吐露していました。
私も1人だよ!「卵焼きとウインナーだけで気楽だよ」という意見も
『うちも同じような感じ。1人でYouTubeを見てあっという間に時間が過ぎる』
『私も最近は1人でご飯を食べているよ。私の場合、1人暮らしが長かったから、1人ご飯が1番落ち着く。子どもが大きくなると寂しいときもあるよね』
投稿者さんと同様に家族と一緒にご飯を食べるタイミングがなく、1人でご飯を食べているというママたちから、共感の声が多く集まっていた今回の投稿。食事中に雑談ができたり、美味しさを噛みしめたりしてくれる家族と一緒に過ごすことは、たしかに幸せなことです。しかし子どもも大きくなったり、旦那さんも用事があったりすれば、同居していても食事の時間がバラバラというのも珍しいことではないですよね。
『私もよー。ほったらかしとは思わないけど、自分だけのために作る気がしなくて適当に食べている』
『1人は楽だよ。今後土日は自分の好きな物を各自買って食べるとかでもいいと思う』
『私も同じ。大学生2人はバイトや遊びでご飯いらない日が多く、旦那は出張だから私も1人ご飯だ。昨日は卵焼きとウインナーを焼いて食べたよ。私は気楽だよー』
一方で「1人でご飯を食べるのは気楽!」と、むしろ喜びに転換しているママたちも少なくありませんでした。家族と一緒に食べるとなると買い出しに行って献立を考え、家族全員分のご飯を作り、お皿を洗うなど家事の負担も多くなりがち。それが1人ご飯となると適当な食事でも罪悪感はなく、また誰にも文句を言われずに自分が好きな物を食べられるのではないでしょうか。投稿者さんも1人ご飯のときには楽ができるメニューを楽しんだり、普段は食べないちょっと豪華なお惣菜を買ってきたりして楽しめるといいですよね。
2歳の双子を育てているから、1人ご飯なんて羨ましすぎる!
『私は羨ましい。1人でご飯を食べたいと思ってしまう。1番上は高1だけど、1番下が小2。ないものねだりかな、いざ離れたら寂しいのかな』
『私も1人でゆっくりご飯が食べたいよ。2歳の双子がいるからご飯もゆっくり食べられない』
投稿者さんにとっては、1人ご飯は寂しいものなのかもしれません。しかしまだまだ手が離せない年齢の子どもを育てているママたちからすると、「1人ご飯なんてすっごく羨ましい!」と感じるのではないでしょうか。筆者もバタバタしながらパンを口の中に詰め込む朝ご飯や、ちゃんとご飯を食べないのに食事中ずっと話しかけられて対応しなくてはいけないわが子への対応に追われる夜ご飯の日々。そんななかで仕事のお昼休憩で食べる1人ご飯は贅沢な時間だと捉えてしまっています。「ないものねだりなのかな」というコメントもありました。投稿者さんは子育て真っただ中の頃の「早く1人でゆっくりご飯を食べたい」という気持ちを思い出してみると、今の状況の穏やかな幸せにホッとできるかもしれませんね。
友達とご飯に行ったり、カウンターのある居酒屋に飲みに行ったりしてみては?
『大学生の子どもは1人暮らしになったし、今はわんこと同じタイミングでご飯にしている』
『もう趣味とかを友達と楽しめばいいのに。楽しまなくちゃもったいない!』
『子どもはいずれ巣立って行くよ? 自分だってそうだったでしょ。家族といるより、友達や彼氏と過ごすほうが楽しくて、家には寄りつかず遊びまくっていたはず。あなたのお母さんも寂しかったはずだよ。あなた自身の世界を持たないから、「旦那がいない。子どもがいない。寂しい」になっちゃうんだよ。長年の経験で「旦那+私」「子ども+私」が出来上がっているから、急に「私だけ」になったのが耐えられないんだと思う。自分だけの世界を持ちなよ。「◯◯さんの奥さん」「△△ちゃんのママ」という立場で関わるのではなく、あなたの個人名で付き合える人たちを作ればいいのよ。自分だけの世界を持てば、旦那や子どもが構ってくれなくても寂しくないよ』
『徒歩圏内にカウンターのある小料理屋とか個人の居酒屋はない? 1人が寂しいタイプなら、そういう店に行けば楽しいかもよ』
お子さんの巣立ちに寂しさを感じるのは、それまでずっと子育てを頑張ってきた証拠でもあるでしょう。また飲み会続きの旦那さんにほったらかしにされているのも、家族のために献身的に家のことをしてきたために、自分の役割や存在価値などがなくなっているようにも感じているのかもしれません。しかしお子さんはいずれ巣立っていくのは当然であり、夫婦2人暮らしになったとしても夫婦が毎日一緒に行動しなくてはいけないということもないでしょう。家族全員が大人になったということですから、それぞれが自分の世界を持ち、精神的に自立したなかで良好な関係を保って行くこともできるのではないでしょうか。
ママたちからは「お友達とご飯に行ったり、お店に飲みに行ったり、投稿者さんも1人時間を楽しんでみては?」というアドバイスが寄せられていました。母や妻という立場ではなく、投稿者さん自身が自分らしくいられる好きな場所を作ったり、「一緒にご飯に行こう」と言える関係のお友達を新たに作ったりしてもいいでしょう。家で1人きりでご飯を食べるのであれば、好きなドラマや映画を楽しんだり、ペットを飼ったりと気軽にできることから始めてみてもいいかもしれませんね。
冷凍おにぎり(白米、玄米、もち米)【2025年4月度月間優良ショップ受賞】【送料無料】お試しセット 冷凍おにぎり 15個セット 個包装 宮城米 お米 保存食 長期保存 楽天週間ランキング1位受賞
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・加藤みちか
■ママスタセレクトで読む