9月13日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)まで5日であと100日となり、メダルが初公開された。都内で大会100日前を記念したイベントが行われ、報道陣に発表された。
メダルにはトラックを模したストライプが弧を描くように施されており、木製のメダルケースには都内の多摩地域で生産された多摩産材が使用された。
東京都の小池百合子知事(72)は「努力を積み重ね、ヒートアップするであろう戦いを勝ち抜かれた選手たちがこのメダルを手にして、首にかけるところを楽しみにしています」と笑顔。04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダルでスポーツ庁の室伏広治長官(50)も「未来永劫(えいごう)に輝くメダル。(模様の)トラックがクロスしていて、思いがクロスするよう」とほほ笑んだ。
東京大会スペシャルアンバサダーの俳優織田裕二(57)も出席。「ちょっとほしいです。いいんですか?」と冗談交じりにメダルを持ち帰るしぐさを見せると、小池都知事が「おいおいおいおい!」とツッコミを入れる場面もあった。
東京での世界選手権は1991年以来、34年ぶりの開催。日本開催は07年大阪大会以来となる。
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