
■MLB ロッキーズ − メッツ(日本時間7日、クアーズ・フィールド)
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メッツの千賀滉大(32)が敵地でのロッキーズ戦に先発し、6回(109球)1失点の力投で降板。規定投球回にも到達し、防御率は1.59でリーグトップに再浮上。打線は6回まで無得点も7回に逆転に成功し、千賀に白星の権利が舞い込んできたが、直後に同点に追いつかれ7勝目はお預けに。
前回登板も本拠地でのロッキーズ戦で、6回1/3、92球を投げて、被安打2(1本塁打)、奪三振7、四死球2、失点2(自責点2)で6勝目を手にした千賀。
今季12度目の登板となり、立ち上がりは2番・エストラーダをフォークで空振り三振に抑えるなど3人で退けた。2回も3者続けての内野ゴロで安定した投球。だが3回、1死で昨季までエンゼルスでプレーしていたモニアックに6号ソロを浴び、先制点を許した。
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序盤打線の援護はなく4回の千賀は、先頭のグッドマンにヒットを打たれたが、続くマクマーンを空振り三振。グッドマンは盗塁死で、ドイルも低めのストレートで見逃し三振を奪った。
5回は1死三塁で先制弾のモニアックの打席を迎えると、一ゴロでバックホームもセーフの判定。だがリプレー検証後に判定が覆りタッチアウト。次打者にフルカウントから四球を与え一・二塁のピンチを招いたが、三ゴロで切り抜けた。
6回もマウンドに上がった千賀は、2死でマクマーンにヒットを許したが、ドイルをフルカウントから打ち取り、追加点を与えず。
千賀に勝利投手の権利を与えたい打線だが、7回はJ.ソトのヒットなどで1死一・二塁のチャンスを作ると、2戦連発と好調のアロンゾが2点タイムリー2ベースを放ち2−1と逆転。沈黙の打線がようやく、鮮やかな攻撃で試合をひっくり返した。千賀は今季最多109球の熱投で降板。このまま勝てば7勝目を手にしたが、直後の7回にモニアックの同点タイムリーで勝ち星はお預けとなった。
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