
■MLB カージナルス 2×−1 ドジャース(日本時間8日、ブッシュ・スタジアム)
【一覧】MLB ロサンゼルス・ドジャースの試合予定と結果を振り返る
ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのカージナルス戦に今季13度目の先発、6回、94球を投げて、被安打4、奪三振9、四死球3、失点0、防御率は2.39から2.20。前回の自己最短での降板からしっかり調整し、カーブ・スプリットを効果的に使い好投、味方の援護なく勝敗は付かなかった。チームは1対1で迎えた9回、カージナルスの代打・N.アレナード(34)にサヨナラタイムリーを浴びて連敗となった。
試合後に取材に応じた山本は援護がなかった点には「なんて言うんだろう。野球なので、そういった試合もあると思いますし。僕はなんていうか、普段、(打線に)助けられたこともすごくたくさんあったので、いっぱい点を取ってもらって勝てる時もあれば、粘る投球になる試合もあれば、これが野球かなと思います」と話した。
自身のピッチングについては「試合前にしっかり(捕手の)ウィル(スミス)と話し合って、どういうプランでいくかっていうのもしっかり決めて、いつも通りですけどいけましたし。とにかく自分のピッチングをすることに集中しました」と振り返り「スプリットとカーブの時、特にうまくいいフォームで投げられない投球が増えていたので。そこはいろいろと考えながら、今日はいいフォームで投げられたかなと思います」と分析した。
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2023年のWBCで共に世界一を奪還したL.ヌートバー(27)とメジャーの舞台で初対戦だったが「対戦はすごく楽しみにしてましたし、ついにメジャーの舞台で対戦できるっていうのはすごく楽しみでした」と話し、「すごく冷静に対戦できたと思いますし、すごく運良く、いいところにボールも行ってたので。1本ヒットにはされましたけど、いい投球が多かったかなと思います」
2回に2死満塁でヌートバーから三振を奪ってピンチを切り抜けたが「ピンチの場面だったので、スイングもすごく強いですし。ヒットにされると、ランナーが一気に還ってしまう場面でもあったので、とにかく丁寧に投げました」と語った。
ヌートバーと連絡をとっていた山本は会話については「関係ある野球の話だったり、(野球に)関係ないドラマを勧められたり。そんな感じです(笑い)」と笑顔を見せた。