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2025年4月1日時点で、約1422万人が住む東京都。高層ビルが並び立つ都会的なイメージを抱きがちですが、郊外には都内とは思えないほど豊かな自然が広がっています。そうした、都心部と郊外の利便性や華やかさのギャップもまた、東京都の魅力ですよね。
そこで今回は、「東京都・地元民が本当に住みやすいと思う市区町村は?」というテーマについて考えてみましょう。まずは、3つの地域をピックアップして紹介します。
「台東区」は23区の中で一番面積の小さい区。門前町として発展してきた上野や浅草という人気観光地を擁し、現在も人情あふれる下町文化が根付いているのが特徴です。墨田区との間に流れる隅田川河川敷で開催される「隅田川花火大会」は、東京でとくに有名な花火大会として知られています。
また、区内最大のターミナル駅・上野駅のすぐそばにある「上野恩賜公園」も、台東区を象徴するスポットです。園内には東京国立博物館や東京都美術館、上野動物園が併設されており、都民の憩いの場となっています。
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「杉並区」は23区の西端に位置する区。23区の中では8番目に面積が大きく、都会の窮屈さをあまり感じることなく暮らしやすい環境が整っています。複数のアニメ制作会社が集まる”アニメのまち”としても有名で、ガンダムの制作会社「バンダイナムコフィルムワークス(旧サンライズ)」の本社が荻窪にあります。
区内からは、JR中央総武線・京王本線・京王井の頭線・西武新宿線・東京メトロ丸ノ内線の5路線を利用可能。快適な住環境や便利な交通網が整った住宅地として、ファミリー層から一人暮らしまで幅広い層に人気のエリアです。
「立川市」は多摩地域中部に位置する市。ベッドタウンでありながら、都会の利便性や適度な自然環境もあわせもっている点が魅力です。中でも、昭島市にまたがる「国営昭和記念公園」は、立川市を象徴するスポットとして知られています。
市内の玄関口となる立川駅には複数の路線が乗り入れているうえ、周辺には百貨店やオフィスビル、飲食店が集まっています。駅から少し離れたところには「ららぽーと立川立飛」のようなショッピングモールも見られるなど、交通アクセスにも買い物にも便利なエリアです。
ここまで、東京都の中から3つ地域を紹介しました。東京都に属する23区から、青ヶ島村や小笠原村といった離島にある村も含めた62の市区町村の中で、「本当に住みやすい」と思うのはどこですか?
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