高校生らが授業で眉毛にマスカラをつける様子=19日、神奈川県海老名市 神奈川県海老名市の県立有馬高校で、高校2年生を対象としたメークの授業が行われた。授業では眉毛メークの正しい知識を教えるため、化粧品メーカーの伊勢半と協力して企画した。
一般的に高校生のメークは校則で制限されている学校が多く、学ぶ機会がないまま社会に出る生徒もいる。今回は、高校2年生の男女320人に向けて、眉毛メークに特化した授業を実施した。
授業には伊勢半の宣伝部の社員らが参加した。眉マスカラをたくさん付けるのではなく、毛に乗せるようにするといいなどとアドバイス。生徒は手鏡を持って実際に眉毛にマスカラを塗った。椎谷碧さん(16)は「メークをしたのは初めてだったが、自分が変わったと感じた。自信につながった」と話した。