画像提供:マイナビニュース菅公学生服は6月24日、「中学・高校の制服に関する服装規定の状況」の調査データを公開した。調査は2025年4月、全国の中学・高校生1,200人を対象にインターネットで行われた。
○学校で流行っている制服のアレンジ
中学・高校生の制服のアレンジの状況は、「スカート丈を短くする」(30.5%)が最も多く、次に、「ネクタイ・リボンをずり下げる」(13.5%)、「上着のボタンを全て開けて着る」(13.5%)、「スカートの下にジャージを穿く」(13.3%)、「シャツのボタンを外して胸元を開ける」(13.0%)などが見られる。一方で、学校で流行っている制服のアレンジは「特にない」(31.7%)という回答も3割を占めた。
○学校の服装規定の内容
学校の服装規定で定められているものは、「スカート丈の長さ指定(短い・長いなどの禁止)」(47.3%)、「靴下の丈・色・デザインの指定」(39.8%)、「スカートの下にジャージを穿くことの禁止」(36.0%)、「ベスト・セーターの色やデザインの指定」(32.6%)、「シャツのボタンを外すなどして胸元を開けることの禁止」(30.6%)、「学校指定品以外の着用禁止」(30.5%)など、学校で流行っている制服のアレンジを禁止する内容が多くあげられた。
また、「コート・ウィンドブレーカーなどの防寒具の色やデザインの指定」(25.9%)、「マフラーの色やデザインの指定」(11.4%)、「下着の色の指定」(8.4%)といった制服以外の衣類に関する色の指定もあった。
○性別を問わない制服着用の状況
性別にとらわれない制服の着用許可について、自分が着たいタイプの制服を「着ることができる」(全体64.8%、中学校76.3%、高校61.9%、公立66.7%、私立60.7%)という回答が6割を超えて、中学校は7割を超えている。しかし、校則・服装規定で「着ることができない」という回答も1〜2割あった。(Yumi's life)