「売り物にならない真珠」に付けられた、ストレートすぎるネーミングがX(Twitter)で480万回以上の表示数、約11万件のいいねを集めて話題です(記事執筆時点)。
話題を呼んでいるのは、三重県鳥羽市に浮かぶ「ミキモト真珠島」で撮影した写真です。ミキモト真珠島は世界で初めて真珠の養殖に成功した場所として知られ、真珠のできる仕組みや養殖法などを解説した博物館もあります。
その展示物のひとつとして紹介されていたのが、有機質真珠です。色合いや形状が不ぞろいなため価値が低いとされているのですが……その名称は、なんと「ドクズ」。もう少しなんというかこう、手心というか……。
Xユーザーの「でんか」(@K_theHermit)さんが「ド直球が過ぎる」と紹介すると、「名前が酷い」「辛辣過ぎる名前で草」といった驚きの声や、「光沢があってきれいだけどね」「これはこれできれい」「こういう自然に近いものに魅力を感じる」など多くの反響を集めました。
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なお、こちらの表記について博物館に聞いたところ、かつてはこちらの名前で展示をしていたものの、適切ではないという判断で現在は取り下げているとのことでした。
でんかさんが撮影した海の“赤ちゃん”や小さな生き物50種以上(ウニ、カニ、ヤドカリ、ヒトデ、ウミウシ、イカ、タコ、フグなど)を収めた写真集『海のあかちゃん』(ワニブックス)が、2025年8月1日に発売予定。各ページには写真とやさしい解説が添えられており、多くの生物には動画QRコードも付いているため、スマホから実際に動く姿を楽しむこともできます。小さなお子さまから生き物好きの大人まで、幅広い世代におすすめの一冊です。
画像提供:でんか(@K_theHermit)さん
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