大谷翔平 最速164キロ「自然に上がってしまっている」相手は「彼のキャリアで最速の2球は俺に対して」と抗議

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2025年06月29日 10:28  TBS NEWS DIG

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■MLB ロイヤルズ9ー5ドジャース(日本時間29日、カウフマン・スタジアム)

【一覧】大谷翔平が“二刀流復帰” ドジャースこれまでの試合結果と予定

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのロイヤルズ戦に“1番・DH兼投手”の“二刀流”で出場し、2回、27球を投げて、被安打1、奪三振1、四死球1、失点0、二刀流復帰後初めて複数イニングを無失点。打撃では4打数無安打3三振。連続試合安打は5でストップ、10試合ぶりの3三振となった。

試合後、取材に対応した大谷は「細かいところは別として、積極的にゾーンを攻められたのは良かったかなと思います」と3度目の登板を振り返った。

1回、1死一、二塁とピンチを招くと4番・V.パスクアンティーノ(27)には自己最速となる102マイル(164キロ)でセカンドゴロ併殺打に打ち取った場面は「実戦で早めに、短いイニングでしたけど投げることによってそういう球速帯に慣れていくというのはいいことじゃないかなと思うので。そこも一つ今日良かったところかなとは思います」と話し、「どうしても打たれたくないという気持ちの方が先行してどうしても上がってくるので。自然に上がってしまっているなという感じです」と意識しての球速ではなかったと語った。

打ち取られたパスクアンティーノは「あいつは俺にそういうことするんだよ! 彼のキャリアで最速の2球は俺に対してだからね。彼から打つのが一番難しい2球だよ」とコメント。パスクアンティーノは2023年3月16日、WBCの準々決勝でイタリア代表として侍ジャパンと対戦、大谷が先発し、2回の第1打席で102マイル(164キロ)で空振り三振に倒れていた。「ちょっと彼と話さないといけないな。俺は空を見上げて“何だろう?”と驚いたのを覚えているよ。彼はそんなにストレートは投げないみたいだけど、俺にストレートを投げるのが好きみたいだね」と笑った。

大谷はストレートの感触には「回転効率も球速帯との比較が一番大事だと思うので。今日みたいに100マイル(161キロ)近く出ている中で浮力も悪くなかったですし、それなりのスピン効率はしていたと思うので、進歩はしてるのかなとは思ってます」と分析した。

効果的に使っていた縦のスライダーについては「良かったとは思いますね。球速も良かったですし、自分の投げたいイメージで変化も含めて、ロケーションも含めて落とせているかなとは思うので。そこは良かったんじゃないかなと思います」と安堵の表情を見せた。

打撃で4打数無安打3三振には「打撃のアプローチとしてはいい結果を生むアプローチではなかったのかなというところなので。バッティングとピッチング、それぞれ同じ日にやりますけど、基本的には分けて考えるので。ピッチングは良くて、バッティングは良くなかったなという一日だったなと思います」として「今日は(相手の)コマンドが素晴らしかったと思いますし、なかなか打線として粘り強くいけなかったなという印象かなと思うので。その中でも2対0のところですかね。あそこの(センター)フライが入っていればまたちょっと違う展開になってたかなと思うので、あと少し、ちょっと押し切れなかったなという印象です」

そして、5年連続5度目のオールスターゲーム出場を決めたが、ホームランダービー出場には「どうですかね。現行のルールだとなかなか厳しいので、今のところチャンスはないかなと思います」と不参加の考えを語った。
 

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  • mixiニュースの見出しになってる「大谷 HRダービー不参加の考え」が記事の最後にしか書かれてなくて草。普段から(八百長で)HRダービーの時みたいな棒球を投げてもらってるくせに()
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