「備蓄米」や「古古米」に注目が集まっている昨今。そんな中、7年前に収穫された“古古古古古古古米”を精米してみたという投稿がX(Twitter)で話題です。精米前と精米後の2つの投稿は、記事執筆時点で60万4000件表示を記録し、さまざまな反響を集めています。
話題の投稿をしたのは、Xユーザーのぐれぼろ(@gureboro)さん。寺の物置で平成30年(2018年)に収穫されたブランド米「ひとめぼれ」を1袋(30キロ)発見したといいます。しかるべき場所に保管されていたならまだしも、物置に放置されていた米はどうだろうか……。
米袋には、「水稲うるち玄米(水で育てる稲から採れる“うるち米”の玄米)」と表記されていますが、お檀家さんから直接いただいたそうで中身は“もみがら”がついたままの状態だったとのこと。収穫から7年経った米といえど、30キロもの量を捨てるのは勿体ないので精米にチャレンジしてみることにしました。
籾(もみ)のままでも精米できる精米機で精米してから炊いてみると、水分が足りなかったのかツヤのないパサパサな状態に。色もツヤツヤした白ではなく、まだらな黄色っぽく見えます。
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気になる味についても試してみたところ「食べられないことはない」とのことでしたが、時間が経つにつれてカビの匂いが気になって食べられなくなってしまったそうで「やはり物置保管では限界があるようです」とコメントを残しています。
なお、米は温度と湿度の変化に弱いので、密封されている状態で低温、低湿の冷蔵庫で保管することが良いとされています。賞味期限(精米日から2年経過)が経過しているものや、カビや異臭、虫が発生している場合は食べるのを避け、適切に処分するのがよさそうです。
コメント欄には、「平成30年!??」「30キロ挑戦しないでポイっは勿体無いもんねぇ」「玄米ならまだなんとかいける気がするな」「物置だと衣服などもカビるので、食べ物はダメでしょうね。適切な温度湿度管理の下で管理されていたらどうだったのかと、そちらの方も気になりました」など、さまざまな声が寄せられています。
その他、「オムライスどうでしょう?」「炒飯かあんかけで誤魔化そう」といった食感や味を変えてより美味しく食べられるようにするアイデアも寄せられていました。
画像提供:ぐれぼろ(@gureboro)さん
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