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刺しゅう糸を触ったこともないほど「まったくのド素人」だった50代女性が、たった3週間で刺しゅうをマスターした方法をYouTubeに投稿しました。動画は記事作成時点で4万7000回以上再生されるなど注目を集めています。
動画はYouTubeチャンネル「あらかん乙女 50代主婦の幸せ時間」に投稿されたもの。投稿者のあらかん乙女さんは、「やりたくてたまらなかった」という刺しゅうをはじめるために、まずは初心者向けの本を何冊か購入しました。
「これで私も刺しゅうマスター!」と思っていたあらかん乙女さんですが、すぐに壁に直面してしまいます。これまで刺しゅう糸を手に取ったことがなく全くの素人であるあらかん乙女さんには、本の内容が難しすぎて、読んでもちんぷんかんだったのです。
そこであらかん乙女さんは、より初心者向けのものを探して、セリアの“刺しゅうキット”を購入しました。正式名称は「レシピ付き 刺しゅう図案 プリントクロスステッチレッスン」です。
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こちらは1つの冊子につき1種類の刺しゅうレシピと1枚の刺しゅう布が入っており、ステッチの刺し方を図と文で解説しているもの。なお、針や糸は自分で用意する必要がありますが、ほとんどのものはセリアで購入可能です。
セリアで販売しているキットには「初級」「中級」「上級」がそれぞれ数種類あります。早速「初級」からはじめたあらかん乙女さんですが、ここでまたしても問題に直面。解説文にある「シードステッチ」などの用語の意味が分かりませんでした。
この問題を解決するために、あらかん乙女さんは「セリア 刺しゅう 初級」とワードを入れてインターネットで検索し、YouTube動画を探しました。すると、セリアの“刺しゅうキット”のステッチを分かりやすく解説している動画がたくさん見つかったそうです。
こうしてあらかん乙女さんは、セリアの“刺しゅうキット”とYouTubeの合わせ技によって刺しゅうを学びはじめました。文章やイラストだけでは分かりづらいステッチも、動画があればぐんと理解しやすくなったといいます。
あらかん乙女さんによると、刺しゅうの上達のコツは動画を見てとにかくまねをすることだそうです。きれいに刺しゅうしようとは考えず、数をこなすことでいつの間にかできるようになるのだとか。実際に「初級」をこなすうちに基本的なステッチが上手にできるようになりました。
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「初級」を終えたら、次は「中級」に進みます。あらかん乙女さんが刺しゅうをはじめてからわずか3〜4日目でのチャレンジです。こちらもインターネットで検索し、YouTubeを見ながら取り組みました。すると、初心者とは思えないような美しい花柄模様を刺しゅうできるようになりました。
順調に「中級」を終えたあらかん乙女さんは、刺しゅうをはじめてから2週間で早くも「上級」に挑戦することに。ここまでくれば、もはや上級も怖くありません。見たことのないステッチが出てきたら、これまで通りYouTubeで検索して動画を参考にすれば解決できます。
あらかん乙女さんは、“刺しゅうキット”で練習する際は「きれいを求めるのはもっと後でいい」と強調しています。しかし、「上級」で作った花柄の刺しゅう作品は、難しそうなステッチにもかかわらずまるでプロのように美しい仕上がりです。
セリアの刺しゅうキットとYouTubeの合わせ技で、とにかくやり遂げることを目標に取り組んだというあらかん乙女さん。その結果、短期間でどんどん上達していきました。
そして、刺しゅうをはじめてから3週間後。最初はちんぷんかんぷんだった本が、今ではすらすら読めるようになったといいます。これなら購入した本もしっかり活用できそうですね。
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たった3週間で見事に刺しゅうをマスターしたあらかん乙女さんは、動画に寄せて「これからの刺しゅう人生が楽しみでたまりません」とコメントしています。
なお、動画内では、針を刺さずに置ける「マグネットピンキーバー」や、マカロンの形をした「針やすめ&みがき」などの便利なアイテムも紹介しています。刺しゅうを始めたい人や、効率よく作業をしたい人は参考にできそうです。
動画には「刺しゅう憧れてたので参考にさせてもらいます」「とにかくやる!…という思い、すごく共感しました」「楽しい口調に乗せられ土日からやろうと思ってあるだけ買ってきました!」と反響が寄せられました。また、「並縫いさえきれいにできない私から見たら、全て上手で感動ものです」初級から徐々に上達する様子を称賛する声も集まっています。
あらかん乙女さんは、この他にもやりたいことに楽しく取り組む様子をYouTubeで公開中です。
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画像提供:「あらかん乙女 50代主婦の幸せ時間」さん
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