【中日】「真面目な」夏男!ボスラー延長V打 自宅で映像研究「適応してきている」7月3発7打点

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2025年07月13日 20:03  日刊スポーツ

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中日対広島 10回裏中日無死満塁、ボスラー(右から2人目)は右前適時打を放ちナインから祝福される(撮影・森本幸一)

<中日3−2広島>◇13日◇バンテリンドーム



中日が今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。決めたのはジェイソン・ボスラー外野手(31)だ。延長10回無死満塁で広島遠藤の内角直球にバットを折られながらも、しぶとく右前へ。ナインからのウオーターシャワーに「ほんと、すごくうれしい」と喜びを爆発させた。


3月に右脇腹を痛め出遅れた。62試合でシーズンの打率はまだ2割3分2厘、7本塁打と物足りない数字だが、7月に入り、本領を発揮してきた。「日本の投手は能力が高いが、適応してきているんじゃないか」。慣れに、自宅に帰っても映像で研究する真面目さで、今月すでに3本塁打。打率2割8分9厘。7打点。三振も減ってきた。井上監督も「うんこがつくくらい真面目な子。勉強が自信になりつつある」と成長を認め、一塁で固定して使っている。


10日にメジャー42発の新外国人マイケル・チェイビス内野手(29)を獲得した。ボスラーは「昨年(マリナーズの)3Aで一緒だった。いい打者だし、いいやつだよ。連絡来たので日本の野球のこととか、いいところとかいっぱい伝えたよ」とニッコリ。尻に火がつくどころか大歓迎。借金7、5位と沈むチームを新助っ人とともに引き上げる。【石橋隆雄】

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