【夏の節電に】火をなるべく使わない、かんたん調理テクニック

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2025年07月13日 20:20  All About

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夏のキッチンは、火を使うたびに暑くなり、ついエアコンの温度を下げたくなってしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、筆者が実際に取り入れている、火の使用を最小限にしながらもおいしく簡単に作れる、夏にぴったりの調理テクニックをご紹介します。※サムネイル・記事内画像:筆者撮影
夏のキッチンは、火を使うたびに暑くなり、ついエアコンの温度を下げたくなってしまう方も多いのではないでしょうか。電気代が気になる今、少しでも家計にやさしい工夫を取り入れたいものです。

そこでおすすめなのが、「火をできるだけ使わないクッキング」。料理中の熱を最小限に抑えることで、部屋の温度上昇を防ぎ、電気代の節約にもつながります。今回は、筆者が実際に取り入れている、火の使用を最小限にしながらもおいしく簡単に作れる、夏にぴったりの料理テクニックをご紹介します。

「水出しドリンク」で、夏を快適に


暑い夏、麦茶を沸かすたびにキッチンが蒸し暑くなってしまい、毎日、学校に麦茶を持っていく小さなお子さんがいるご家庭では、ちょっとした悩みのタネですよね。そんなときにおすすめなのが「水出し」麦茶です。

やり方はとってもシンプル。茶葉のパックを水に入れて冷蔵庫でじっくり抽出するだけ。お湯を沸かす手間がかからず、冷蔵庫でじっくり抽出することで、まろやかでやさしい味わいに仕上がります。前の晩に仕込んでおけば、朝は水筒に詰め替えるだけでOK。

紅茶やコーヒーも水出しで手軽に楽しめます。

パスタは水に浸けてから「時短茹で」


乾燥パスタは、事前に1〜2時間ほど水に浸けておくことで、茹で時間を大幅に短縮できます。通常10分ほどかかる乾燥パスタも、水で戻しておけば約2〜3分程度で茹で上がります。茹で時間が短くなることで、キッチンの温度上昇を抑えられ、ガス代や電気代の節約にもつながります。

水戻しする際は最低でも1時間以上浸けるのがポイント。パスタ全体が白っぽくなるまでが目安です。

そうめんは、「1分で火を止める」


夏の定番・そうめんは、もともと茹で時間が短いのが魅力ですが、余熱調理を活用すればさらに時短に。沸騰したお湯にそうめんを入れて1分ほど加熱したら火を止め、ふたをして余熱で5分放置します。これだけで、コシのあるおいしいそうめんが簡単に茹で上がります。手軽にできて、エネルギーも無駄にしない、夏にぴったりの調理法です。

火を使う時間を減らしたり、水出しドリンクを活用したりすることで、料理中の室温上昇を抑え、エアコンの使用も控えめに。毎日のちょっとした工夫が、電気代の節約にもつながります。

野村 蘭プロフィール

大学卒業後、共済業務にかかわり、FP技能士1級を取得。ゴミをできるだけ出さない生活をすることで、地球環境を守ることにもつながると実践。誰にでもできるエコな節約術をインスタグラマーとして発信。
(文:野村 蘭(インスタグラマー&ファイナンシャルプランナー))

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