【セレクトセール2025】1歳部門の落札額トップ3はすべてキタサンブラック産駒 最高額は「モシーンの2024」で4億2000万円

　あすまで北海道・苫小牧市のノーザンホースパークで行われている「セレクトセール2025」。きょうは1歳馬セッションが行われた。227頭が上場、225頭が落札され、売却率は99.1％。総額は155億4600万円(税抜、以下同)で、同セール史上最高額を更新した。

　1日目の高額馬トップ3は以下の通り。

■1位 4億2000万円 上場番号45番 「モシーンの2024」 ネブラスカレーシング

　父キタサンブラック、母モシーン、母の父Fastnet Rockの血統。ネブラスカレーシングがセレクト史上8位となる4億2000万円で落札した。母は豪G1を4勝。半姉に20年東京新聞杯など重賞3勝を挙げたプリモシーン、半兄に22年セレクト1歳で4億5000万円の値が付いたダノンエアズロックがいる。

■2位 4億1000万円 上場番号86番 「ノームコアの2024」 金子真人ホールディングス(株)

　父キタサンブラック、母ノームコア、母の父ハービンジャーの血統。金子真人ホールディングス(株)が4億1000万円で競り落とした。母は19年ヴィクトリアM、20年香港Cと国内外でGI・2勝を挙げた名牝。叔母に19年秋華賞に加え、20年宝塚記念からグランプリ3連覇を達成したクロノジェネシスがいる。

■3位 3億2000万円 上場番号80番 「ラビットランの2024」 阿部雅英氏

　父キタサンブラック、母ラビットラン、母の父Tapitの血統。阿部雅英氏が3億2000万円で購入した。母は17年のローズSを勝ち、4歳夏からダートに転じると、18年にブリーダーズGCを制したほか、同年のJBCレディスCで2着に健闘。また、現在は障害路線で活躍続くアサクサゲンキも同じ母系にあたる。

　あす15日(火)は9時半から、当歳馬の取引が行われる。