AI分野に注力しているソフトバンクグループの孫社長は、業務の効率化にむけて今後、社員1人あたり1000個の「AIエージェント」をつくる計画を発表しました。
ソフトバンクグループ 孫正義 社長
「様々なリサーチ、交渉事を全部エージェント化する。全社員にエージェントを1000本以上持たせる」
ソフトバンクグループの孫正義社長はきょう、取引先に対する説明会で、「千手観音プロジェクト」と銘打った計画を披露しました。
ソフトバンクグループは現在7万人近くおり、最終的には10億個のAIエージェントを目指すということです。
孫社長は「米中の会社の8割以上がAIを使っているのに比べ、日本は2割ほどで大変遅れている」と指摘し、「新しいことにどんどんチャレンジすべきだ」とも強調。ソフトバンクグループはアメリカの「オープンAI」に4.8兆円を投じる方針を示すなど、AIに注力する姿勢を鮮明にしてきました。
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