限定公開( 1 )
ドブに落ちていたところを保護された子猫。夫の話を聞いてかけつけた妻の目に飛び込んできた様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で41万回以上再生され、1万3000件を超える“高評価”が寄せられています。
動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「ねこまるけ / Full of cats」。保護猫・地域猫活動に取り組む夫妻が猫達に囲まれた暮らしを公開しており、以前には老後資金をはたいて完成させた猫の家が話題になりました。
今回の動画はドブに落ちていたという子猫が保護されたときの様子。夫から連絡を受けて妻が仕事場の工場に行くと、車の運転席に座った夫の膝の上には、モフモフの子猫がいました。すでにすっかり懐いている姿に驚きます。
この子猫を見つけたのは工場近くの地域猫サポーターさんとのこと。雨の夜、ドブに落ちて鳴いていたところ発見して保護し、ドロドロだった体をきれいに洗い、工場に連れてきてくれたそうです。
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子猫は箱に入れると暴れるため、やむを得ず抱っこしている夫。妻が「あんた仕事しとれへん」と言うと「仕事にならんがや」「動きがとれんのだよ」と答えました。
「その人は飼わんの?」と妻が聞くと「おばあさんで飼えないって」と答える夫に、「うちもおじいさんで飼えないって」と妻が突っ込みます。明るい所で見ると子猫は左目が少し猫風邪のような症状。「ミャーミャー」と鳴く声があいらしくて、なかなか仕事に戻れません。
多くの猫ちゃんと接してきた夫妻は、この人懐っこさは野良の子ではないと判断。近所や各施設に迷い猫の問い合わせをしましたが該当する子はおらず、「おそらく捨て猫だと思います」とつづっています。
実は夫は妻が来る前に動画を撮影していたのですが、箱から出した子猫が大暴れで体をよじ登り、鼻に爪が入って外れなくなるアクシデントがありました。
夫が仕事に戻るため、子猫の世話を妻にバトンタッチしました。子猫の毛並みは白くてポワポワ。耳元や尻尾だけが、ほんの少し色づいています。膝の上でくつろいでいる姿は天使そのもののかわいさ。妻は1人で大興奮です。
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こんなかわいい子が雨の夜、ひとりで側溝に落ちていたなんて……と思いをはせる妻。発見されなければ溺れてどうなっていたか、助かって本当に良かった……と考えているうちに、子猫は眠ってしまいました。
夕方になり、動物病院に向かいます。キャリーがあるのに夫は子猫を抱っこしたまま。子猫もおとなしく抱っこされていて、顔を洗う余裕まで出てきました。
検査の結果、この子猫の体重は430グラムで、生後約40日の女の子だと分かりました。おなかの虫やノミもおらず、エイズや白血病は幸いにも陰性でした。少し猫風邪気味なので目薬と風邪薬が出ましたが「健康です」とのこと。夫妻もホッと一安心です。
コメント欄には「小さな命を救ってくださりありがとうございます」「助けてくれただけでもお婆ちゃんには感謝」「お父さん仕事ところじゃないくらい溶けてます(笑)」「“動きが取れんのだよ”っていう、父ちゃんの顔がうれしそうよ」「こんなにかわいい子いたら家事も仕事も出来ん」「信じられないこんなかわいい子すてるなんて」といった声が寄せられています。
こちらの子猫を自宅に連れ帰ったときの様子は別の動画で公開中。猫ちゃんたちの様子は、YouTubeチャンネル「ねこまるけ / Full of cats」の他、Instagram(@nekomaruke280)でも見ることができます。
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画像提供:YouTubeチャンネル「ねこまるけ」さん
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