※イメージです 髪の根元って、ボリュームが出にくいですよね。ペタッとしていると、顔まわりが少し寂しい印象になってしまうのが悩ましいところ。とはいえ根元にヘアアイロンを使うのはテクニックが必要だし、もっと簡単にふんわりさせられないものでしょうか―。
そこで気になったのが、ダイソーのヘア用品売り場で見つけた「ボリュームアップヘアクリップ」。
使い方は、髪の根元をクリップで挟んでドライヤーの風をあてるだけ。これならヘアセットが苦手でも使いこなせそう。詳しく見ていきましょう。
◆髪の根元を立ち上げるかまぼこ型のヘアクリップ
「ボリュームアップヘアクリップ」は、髪の根元にふんわりボリュームを出すために使うヘアセットアイテム。
「ボリュームアップヘアクリップ」110円/税込
材質:ポリプロピレン
サイズ:3.1cm×11cm×3.5cm
本体は、全長11cmで手のひらサイズ。重量は、約15g(独自に計測)で軽い! プラスチックの一種・ポリプロピレンが使われていて、ブラシ部分を含めた全体が硬い素材でできています。
◆詳しく形状をチェック
横から見ると、緩やかにカーブしたかまぼこ型。
ピンチ(つまみ)が大きく、存在感があります。
上から見ると、ブラシは中央の一部分だけ。クリップの先端に向かうにつれてブラシが少しずつ長くなっていき、高さは3cmほどありました。
このアーチの分だけ髪の根元がふんわり立ち上がるのでしょうか。
◆裏側をひっくり返してみると
ひっくり返してみると空洞になっていて装飾はなし、髪が絡まりにくそう。
ピンチは親指と人差し指、中指でがっつりつまめて扱いやすい印象です。
次は、気になる使用感とヘアセットの仕上がりを見ていきます。
◆ポイントは髪の毛を挟みすぎないこと!
「ボリュームアップヘアクリップ」の使い方は、3STEPで簡単。パッケージ裏面にも詳しく記載されています。
まず髪の毛をとかし、根元をクリップで挟んで固定します。
挟み方のコツは、2つ。
髪を取りすぎない(挟みすぎない)こと。量が多いと、重さで立ち上がりにくいです。それと、ピンチが前を向くように縦にセットすること。
分け目の横の髪を1cm幅くらいすくい、ヘアクリップを差し込むようにすると根元近くから挟むことができます。
◆根本に挟めたら、ドライヤーの出番
次は、ドライヤーの出番。
温風を10秒、冷風を10秒あてたらしばらく放置します。
ヘアクリップがしっかり留まっているので、この間にメイクの仕上げや、ちょっとした身支度ができてタイパもいいですね。
軽いヘアクリップなので、髪が引っ張られるような違和感もありませんでした。
筆者の場合、だいたい5〜10分はこのまま過ごします。
クリップを取り外す時は、ゆっくりと。ピンチを大きく広げたら、反対側の手で挟んでいた髪をソッとすくい取り、持ち上げながら外すとふんわり感をキープしやすいです。
◆気になる仕上がりは…?
マジックカーラーほどのボリュームは出ないけれど、髪の根元が立ち上がっているのがわかります。
ちなみに、筆者の髪質は柔らかくて細いです。このままだとすぐにペタンコになってしまうので、毛束を細かくつまみ上げ、ハード系のスプレーで固めたところでヘアセット完了。
根元のボリュームは欲しい―。けれど、盛りすぎた感は避けたいアラフォーの筆者にとって、この自然な仕上がりは満足度が高いです。
ただ、複数の箇所の根元を立ち上げたい場合、ドライヤーの風をあてる時にすでに完成していたふんわり部分を潰してしまいがち……。例えば分け目の両サイドをふんわりさせたい時なんかは、それぞれヘアクリップで挟み、ドライヤーの風を同時にあてるといいかもしれません。
2個くらいなら、違和感なく挟みっぱなしにしておけますよ!
気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もあります。
<文・撮影/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi