
車中泊歴7年超の筆者は最近、車中泊に「縦型ポータブル冷蔵庫」を持参しています。
スリム&コンパクトなサイズ感に魅力を感じて購入しましたが、1泊程度であれば容量の少なさもさほど問題にならず、持ち運びもラクチン! 小さめサイズで座席の足元などに設置できるため、車中泊中に車内を広々と使うことができます。
今回の記事では、車中泊歴7年を超える筆者が、スリムで場所を取らず、持ち運びもしやすい「縦型ポータブル冷蔵庫」のおすすめモデルを3つ紹介します。
軽バンなどの小さめの車で車中泊をしている人や、荷物が多く車内スペースを確保できないとお悩みの人に最適です。
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●車中泊におすすめの縦型ポータブル冷蔵庫1:EENOUR「車載冷蔵庫Dシリーズ」
EENOURの「車載冷蔵庫Dシリーズ」は、外部電源のほか、専用バッテリーでも駆動するポータブル冷蔵庫です。
本体に大容量の専用バッテリーを取り付けることで、ポータブル電源や外部電源がない環境でも10時間以上の連続使用が可能です。
本体のふたを開けると庫内灯が自動で点灯するので、夜間の出し入れもスムーズです。運転音も43dBと静かなので、睡眠を妨げません。
容量は10Lの他、同デザインで18L、35L、45Lがあります。購入時に、専用バッテリーのあり・なしが選べます。
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本体を空にした状態で、庫内温度25度からマイナス20度に下がるまで30分ほどと、短時間の急速冷凍が可能です。
D10は10Lの大容量ながら、サイズは約37.5(幅)×43.5(高さ)×26.5(奥行)cm、重さは約7.1kgと小型で軽量です。
D10には、500mlペットボトルなら最大8本、350ml缶なら約12本収納可能です。
本体上部には便利なカップホルダーを備えているので、飲み物を安定して置くことができます。D10の実売価格は、バッテリー1個付きで4万円前後です。
●車中泊におすすめの縦型ポータブル冷蔵庫2:BougeRV「車載冷蔵庫 CRH」
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BougeRVの「車載冷蔵庫 CRH」も専用バッテリーで駆動でき、、ポータブル電源なしで最大14.5時間の使用が可能です(※容量9Lの場合)。
バッテリーを内蔵することで別途電源を使わず、冷蔵庫単体での使用が可能。さらに、スリムな縦型のコンパクトサイズなので、場所を取らず、車内スペースを有効活用できます。
ポータブル冷蔵庫本体にはUSB充電ポートも搭載しており、冷蔵庫からスマートフォンやタブレットへの充電も可能です。
温度設定範囲はマイナス20度〜20度。急速冷凍機能も備えており、約32度の高温下でも約20分で0度ほどまで冷やせます。
容量は9Lと18L。写真は9Lモデルで、サイズは約39.5(幅)×44.9(高さ)×23.6(奥行)cm、重さは約6.8kgと、小型で軽量。片手での持ち運びも可能です。
バッテリーは購入時にあり・なしが選べますが、バッテリー付きがおすすめ! 別途購入もできますが、セット購入の方が価格もお得になっています。9Lモデルの実売価格は、バッテリー付きで3万6000円前後です。
●車中泊におすすめの縦型ポータブル冷蔵庫3:Brehobo「車載冷凍冷蔵庫」
Brehoboの「車載冷凍冷蔵庫」は、ショルダーストラップが付いたポータブル冷蔵庫です。ショルダーストラップを肩に掛ければ、持ち運びも簡単です。またハンドルをショルダータイプにしたことで、耐荷重は約30kgと丈夫なので、安心して使い続けることができます。
本体は、左右どちらからでも開閉できる両開きドア仕様のため、使い勝手も良いでしょう。
さらに運転音は45dBの静音設計。車内やテントなどでも運転音が気にならず、夜間の睡眠も妨げません。
温度設定範囲は、マイナス20度〜20度。また、わずか20分で庫内温度を25度から0度まで急速冷却可能です(環境温度25度、空の状態)。
容量は12Lと15Lの2種類。用途に合わせて好みの容量を選べます。
本体への給電はAC電源(100V)とDC電源(12V/24V)が使用可能で、車中泊で使うには別途ポータブル電源か、車中泊スポットの外部電源が必要です。ただ、目的地までの車移動中は、シガーソケットから給電ができるので、ポータブル電源の容量不足にも対応できそうです。
実売価格は1万5000円前後です。