
スタジオジブリ作品のグッズを取り扱う公式ショップ「ジブリがいっぱい どんぐり共和国」は7月23日、東京駅近くの地下街東京駅一番街にある「東京駅店」を26日から当面の間、臨時休業すると発表しました。理由は、猛暑により施設内の温度管理が困難になったため。従業員や来店客の安全を考慮した判断に、ネット上では「たしかに暑いよね」「英断だと思う」などの声が上がっています。
【写真】男性上司「セで始まってスで終わるものなーんだ?」 バイト仲間女性の模範解答に「カッコ良すぎるだろ」「完璧な返し!」
「今年は暑すぎる」「ホワイト企業すぎる」
同店公式サイトは23日、「【東京駅店】臨時休業のお知らせ」と題した文章を掲載。
「誠に勝手ながら、『ジブリがいっぱいどんぐり共和国東京駅店』は2025年7月26日(土)より当面の間、臨時休業いたします」と報告し、理由については「連日の猛暑により施設内の温度管理が困難となり、私たちが大切にしている 『微笑みのたえないやすらぎとぬくもりのある場所』としての空間を十分にご提供できない状況となっております」と説明。ファンに向け「ご来店を楽しみにされていた皆さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と理解を求めました。
営業再開時期については、「ジブリがいっぱいどんぐり共和国公式ホームページ・公式SNS(X・Instagram)にて随時お知らせいたします」としています。
|
|
なお、東京都内の池袋店や東京スカイツリータウン・ソラマチ店、ダイバーシティ東京プラザ店は通常通り営業しており、「ぜひご利用ください」と呼びかけています。
東京駅店は人気店のため、SNSには同店の発表を知ったファンらの投稿が相次いでいます。
「一番好きな店だったのに」「近々行こうと思ってたところ」と残念がる声がある一方、「今年は暑すぎる」「混んでるもんな」「働いてる人もお客さんも大変なんだよね」「ホワイト企業すぎる」などと同店の判断に理解を示す声もありました。
地下街では暑さ対策も
同店が入る「東京駅一番街 東京キャラクターストリート」にはテレビ局のオフィシャルショップや人気キャラクターショップなど約30店舗以上が軒を連ねています。
東京駅一番街を運営する東京ステーション開発に話を聞くと、暑さを理由にした臨時休業は今回が初めて。現在のところ、他のテナントから臨時休業したいという申し出はないそうです。
|
|
しかし構造上、地上の熱気が地下に流れてきやすい開口部が多いため、通常の空調管理に加え、一部の開口部のシャッターを閉めて熱気を遮断したり、扇風機や冷風機を増やしたりするなど、暑さ対策には力を入れており、今後も続けていくとしています。
(まいどなニュース・金井 かおる)