ママスタ私(トモミ、40代)は夫(ショウゴ、40代)と小5の娘(リナ)、小3の息子(マサト)との4人暮らし。わが家から車で30分ほどの場所に姉(クミ、40代)一家が住んでいます。私と姉は子どもの頃から友だちのような付き合いをしていて、お互いに家庭を持った今でも時々2人でランチに行っています。姉と義兄(40代)は2人とも高収入で世帯年収はうちの倍近くあるはずです。私は人柄もいい姉夫婦のことを尊敬しています。

姉は新卒で給与のいい会社に就職し、その会社を経営している義兄と結婚しました。姉夫婦は2人とも高収入で、お金には困っていません。一方わが家は、私のパート収入と夫の給与を合わせた世帯年収が600万円くらいです。

私たち夫婦と姉夫婦は子どもが生まれる前から仲がよく、時間が合えば4人で外食していました。そして姉夫婦は毎回いいお店でご馳走してくれたり、海外旅行のお土産を買ってきてくれたりしていたのです。

姉夫婦はいわゆる「パワーカップル」で、本当にすごいと思います。妬む気持ちもわかないのは、姉夫婦の人柄のよさや、私たち姉妹の仲のよさも影響していたのかもしれません。

しかし……子どもが生まれてからもよく家族ぐるみの付き合いをしていますが、少しずつ私の気持ちが揺さぶられるようになりました。

ベビーカーにはじまり、子ども服やランドセルなど、姉のところはいつだって高級ブランドばかりです。一方うちは、安さがウリの庶民ブランドしか買えません。しかも姉たちは当然のように豪邸を建て、高級車を2台購入しています。「収入がちがうのだから仕方ない」と思っていたのですが……。


小学生になった子どもたちが、露骨に姉一家を羨ましがるようになってしまいました。
私は姉夫婦が高収入なのは以前からわかっていました。
姉夫婦の人柄のよさや姉妹の仲がいいこともあり、私は素直に「すごいな」と思って妬むような気持ちはありませんでした。
しかしお互いに子どもが生まれて、子育て環境のちがいを目の当たりにすると、少しずつ収入格差を意識するようになったのです。
それでも私は姉と仲がいいし、子どもたちも姉一家に会えるのを楽しみにしています。
私は姉夫婦と今まで通りに付き合いたい一方で、収入格差が引っかかるようになってしまいました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・高橋志貴 編集・海田あと
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