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タイから大麻草の種を密輸入したとして、福岡県警・門司税関・九州厚生局麻薬取締部は25日、大野城市上大利3、会社役員、黒木邦雄容疑者(37)を大麻草栽培規制法違反(種子の輸入制限)容疑で逮捕したと発表した。3月の施行以降、同容疑での検挙は全国初という。
逮捕容疑は4月16日、タイのスワンナプーム国際空港で搭乗する際、発芽不能処理をしていない大麻草の種11粒を入れた携帯灰皿をスーツケースに隠し、福岡空港に輸入したとしている。県警などによると、黒木容疑者はタイの大麻ショップで種を購入していた。「海外から持ち込むことは法律違反とは知らなかった」と供述しているという。
同法は2023年12月に改正大麻取締法として公布、25年3月から大麻草の種の輸入行為そのものが規制されるようになった。【栗栖由喜】
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