
子どもの音読カードへサイン代わりに描かれたクオリティの高すぎるイラストに「めちゃくちゃお上手ー!!愛情が伝わってきます」「こんなお母さん最高です!!」と称賛の声が集まりました。
【写真】ポケモンだって、鬼滅の刃だって…母はこのクオリティで描きます!
音読カードとは、学校から配られる、日々の音読の記録を付けるための用紙や冊子です。子どもたちは宿題として出された教科書や読本などを家で音読し、その証として日付や読んだ箇所などをカードに記入し親がサインを記します。
投稿したのは、ふたりの小学生のお子さんを持ち、Instagramを中心に無添加ごはんレシピを発信しているHaruna Yamadaさん(@haruna.bb)。自身が小学生の頃、音読カードに母が簡単なイラストを描いてくれていて嬉しかったのを覚えていたそうで、「私もやってみよう」と思い始めたと言います。
「第一子が小学校へ入学して以来ずっと、現在5年生の息子と3年生の娘の2人分の音読カードに絵を描いています」(Haruna Yamadaさん)
|
|
使うのは100均で買ったJETSTREAMのボールペン1本。制作にかかる時間は1枚あたり2〜3分ほどだといいますが、その仕上がりに先生方の反応も上々で、時に面談でも声をかけられるほどなのだとか。
描かれているイラストは『ポケットモンスター』や『ワンピース』など子どもたちから人気のあるキャラクターばかり。「母の独断」で描いているわけではなく、子どもたちからの“発注”が欠かせないそうです。
「子どもたちからのリクエスト、かなりもらいます。『クラスの〇〇くんが明日はこれ描いてって言ってた』など間接的にもらうこともあります(笑)」(Haruna Yamadaさん)
印象に残っているエピソードを尋ねると、母の“趣味”がちょっと暴走してしまったこともあったとか。
「映画『SLAM DUNK』が公開されたときに私が大興奮してしまって、子どもたちは全然知らないのに音読カードにスラムダンク縛りでしばらく描き続けてしまったことがありました。完全にノーリアクションでした(笑)」(Haruna Yamadaさん)
|
|
サイン代わりのイラストは先生方からも好評だそう。
「面談のときに先生から直接『いつも見てます、素敵ですね!』とお褒めいただいたこともありますし、子どもづてに『ママ本当に上手だねって言ってたよ』と教えてもらったこともあります。『子どもたちのやる気につながる素晴らしい取り組みですね。ありがとうございます』と伝えてくださった先生もいました。とても嬉しかったです」(Haruna Yamadaさん)
「楽しみにしてくれている子どもたちのため、というのが一番の理由ですが、やはりもう高学年なので5年生の息子のリアクションは日に日に薄くなっていっています。ここまでくると半分意地のような気もしますが(笑)、すっかり習慣となっているので、嫌がられるまではこのまま続けたいと思っています」(Haruna Yamadaさん)
とはいえ、音読カードはお子さんと心を通わせる貴重なツールになっていると言います。
「子どもの勉強のモチベーションを保つのって、本当に難しいですよね。でも音読カードへのサインのように、小さなことでも親も一緒に楽しめるとちょっと気持ちがラクになるんじゃないかなと思っています。長〜い夏休み、いっしょにがんばって乗り切りましょう!」(Haruna Yamadaさん)
|
|