猛禽類を飼ってみたら…予想外の生態に「ももひき履いたおじいちゃん感w」「あんなイケメンな鳥が…!」「ぴよぴよ可愛すぎ」

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2025年07月29日 07:20  ORICON NEWS

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飛ぶかと思いきや…走って散歩するハリスホーク「キール」くん。さらに…
 鋭いくちばしと爪、強い脚をもち、捕食する生態系においてトップ層に位置する猛禽類。その一種であるハリスホークを飼ったところ、意外な生態が次々と判明。そんな驚きの飼育実態を収めた投稿に反響があり、「あんなイケメンな鳥がこんな可愛い顔になるんか!?」「ももひき履いたおじいちゃん感あるのなんでなのw」などのコメントが寄せられている。

【画像】猛禽類「キール」くんの予想外の生態とは…?

■地面を走り、ピヨピヨと鳴く?猛禽類のイメージを覆すハリスホーク「キール」くん

 ショート動画『猛禽類を飼育してみた結果』を投稿したのは、行き場のない犬や猫を保護し、新しい飼い主と繋ぐ活動をしている「セカンドピース」(@second.peace.0707)の代表・田中希さん。投稿から約2年。動画はこれまでに1951万回再生され、今なお全国から驚きの声が続々と寄せられている。

――まずは、キールくんを飼育するにいたった背景や経緯についてうかがえますか。

「キールは一般家庭からレスキューでお迎えした子で、飼い主だった方が家庭の事情により飼育困難になったため我が家にやってきました。私はペットショップに勤めていたことがあり、インコの飼育経験はありましたが猛禽類はもちろん初めて。ですので、お迎えすると決まってからは生態や飼い方を猛勉強しました」

――今回の動画では、えっさえっさと地面を走ったり、ヒヨコのようにピヨピヨ鳴いたりと、良い意味で猛禽類のイメージを裏切るキールくんの姿に驚きの声が相次いでいました。

「飼育するまで、猛禽類は『かっこいい』『強い』『人に慣れない』といったイメージでしたが、実際に一緒に暮らしてみて、その可愛さやお間抜けさ、ひょうきんさを知ることができました。オスということもあり私にとてもよく懐いてくれていて、“嫁認定”されているようです(笑)」

――そうなんですね(笑)。ハリスホークは人によく懐くことから“空飛ぶ犬”とも呼ばれるそうですが、キールくんの性格や長所・短所について教えてください。

「キールの良いところは、テリトリーの外に出ると借りてきた猫のようになるところですね。他人に据えて(持って)もらうのも容易ですし、同じ猛禽類であるフクロウを飼育しているお友だちとお出かけもできます。逆に困ったところは、嫁だと思っている私に一途すぎて、他の人がテリトリーへ侵入することを許してくれないところでしょうか…(笑)。とっても一途な旦那様です」

■「飼えるかも」と安易に思わないで欲しい…投稿を通じて伝えたい動物飼育への思い

――とてもよく懐いているキールくんですが、飼育において困難だと感じていることは…

「ほかの動物との共存が難しいことですね。我が家では保護活動の一環で小型の動物をレスキューすることもあるのですが、猛禽類のハリスホークは自分より小さな生き物は全て捕食対象にするため、完全に住処を分ける必要があります。悲しい事故が起こらないよう配慮し、常に気を張って飼育しています」

――田中さんは、行き場を失った動物の保護活動や里親募集にも尽力されています。SNSや動画の投稿を通じて、伝えていきたい思いをうかがえますか。

「私が何度でもお伝えしたいのは、どんな生き物であっても『気軽には飼えない』ということです。保護活動をしていると、まったく違う背景をもった子たちが、さまざまな理由で我が家にやってきます。そこには、理不尽な理由で手放された子も多くいるのが現実なんです。『飼えるかも、飼ってみたい、やっぱり無理だった』…そんな理由で行き場を失う子がいなくなることを心から願っています」

――いっときの感情に流されないことが大事ですね。

「そのためにも、私のアカウントでは、動物の楽しいところ、可愛いところを発信するだけでなく、飼育の大変さや『こんなことも起こる』という事例をお伝えし、リスクについて考えて貰うことを意識して動画を作るようにしています。先のことまでしっかり見据えてお迎えしてくれる飼い主さんが増えるよう、これからも活動を続けていきたいと思います」

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  • 本多正信?ǭ鷹匠だった��鷹匠…足軽より身分が低い��こらこら、比べるんじゃない����
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