画像提供:マイナビニュース育児メディアHugKumは、子どもの英語教育に関するアンケートの結果を公表した。調査は、2025年5月14日〜27日の期間、3歳〜小学6年生までの子どもを持つHugKum WEB会員男女502人を対象にインターネットにて実施したもの。
○就学前から英語に触れる機会を作っている家庭が多い
アンケート回答者のうち、子どもが学校や園の授業以外で英語に触れているという269人に、何歳から英語に触れたり学んだりしているか尋ねたところ、「3歳以下」(122人)が最も多く、次いで「4歳」(48人)、「5歳」(29人)、「7歳(小1)」(25人)、「6歳」(20人)と続き、約8割が就学前から英語に触れる機会をつくっていることが判明した。
子どもが何を通して英語に触れたり遊んだりしているかを聞いたところ、最も多かったのは「対面の英会話教室」(91人)だった。次いで、「アプリなど電子教材を使って自主学習」(80人)、「本やドリルなど紙の教材を使って自主学習」(64人)、「YouTubeなどの英語の動画コンテンツを視聴」など、自宅で行えるものが上位にランクインした。
学校の授業以外で、子どもが英語に触れたり学んだりしている頻度を尋ねると、「週1〜2日」(122人)が最も多く、次いで「毎日」(43人)、「週3〜4日」(37人)、「週5〜6日」(26人)と続いた。また、「毎日」(43人)との回答には、「インターナショナルスクールに通っている」「身近な大人が英語を話す環境にある」「自宅でアプリやドリルを使って自主的に取り組んでいる」などのコメントが寄せられた。
子どもの英語の取り組み方に対し、「好きでも嫌いでもない」(134人)が最多に。次いで「好きだけど取り組みにはムラがある」(117人)、「好きで積極的にやる」(65人)と続き、その理由には「タブレットの講座が楽しい」「楽しく通えている」「理解できるようになってからは楽しいようだ」などのコメントが寄せられた。
一方、「嫌いだけどやっている」(21人)、「嫌いでなかなかやらない」(17人)との回答には、「小さい頃から強制しすぎた」「書くのが苦手」などの理由があがった。
子どもが英語を学ぶうえで保護者が気をつけていることを尋ねたところ、トップの「英語の歌や本、動画に触れる機会をつくる」(120人)に次いで、「音読など、英語を声に出すように促す」(118人)、「間違えてもできなくても叱らない」(108人)と続いた。そのほか、「自分も一緒に学ぶ」「英語で話しかける」「子どもからの質問に答えられるようにする」など、自身も一緒に学ぶとの回答もみられた。
英語の学習をさせる目的を尋ねると、最も多いのは「映画は必須スキルだと思うから」(214人)で、次いで「英語が使える楽しさを知ってほしい」(114人)、「将来グローバルな舞台で活躍してもらいたい」(81人)と続いた。(MN ワーク&ライフ編集部)