
世界中をまるで散歩しているかのように見回すことのできるGoogleストリートビュー。
今、SNS上ではそんなGoogleストリートビュー上に映し出された謎のスポットが大きな注目を集めている。
「先ほど心霊番組で紹介されていたGoogleストリートビュー 無数の顔が検知されてモザイクがかかっているのでは…と分析されていましたが違います 人間の顔にかかるモザイクはこんな形になりません ではモザイクが四角になるものは何か? ナンバープレートです これはナンバープレートの霊です」
とその模様を紹介したのはゲーム「GeoGuessr」公認プレイヤーでクリエイターのDaig_Oさん(@Daig_O)。
|
|
山深いトンネルの手前に映し出された大小さまざまな無数の四角いモザイク…。非常にインパクトのある光景だが、いったいどんないわくつきのスポットなのだろうか。
Daig_Oさんにお話を聞いた。
ーーこの場所について。
Daig_O:静岡市の谷津隧道の西側です。自分で見つけた地点ではなく、テレビで紹介されていた地点になります
ーーモザイクがかかっているのはなぜなのでしょうか?
|
|
Daig_O:ネタ的にポストしてしまいましたが、実際にどういった原因でこのように写っているのかは不明です。投稿の背景として私は普段「GeoGuessr」というGoogleストリートビューを使った位置当て謎解きゲームゲームをプレイしております。その関係でストリートビューを毎日見ているのですが、手がかりである看板が、おそらくナンバープレートだと誤検出されモザイクがかかり文字が読めないことがあります。
こういった経験から「四角いモザイク=ナンバープレート」というイメージが強くありまして、ポストしようと思い至った次第です。テレビでは人の顔の霊的なものかと紹介されておりましたが、GeoGuessrプレイヤーの視点から見るとナンバープレートに思えることをネタにしたかった次第です。
ーー投稿に大きな反響がありました。
Daig_O:1000万表示越えは自分史上初なので、正直なぜここまで伸びたのかわからず驚いています。GeoGuessrがわかる人だけに向けたポストしたのですが、一部の方からは「より怖い」といったコメントもいただいており、いろいろな感覚があって面白いと感じました。これをきっかけにストリートビューに興味をもっていただき、GeoGuessrの面白さを知ってもらえたらうれしいなと思います。
◇ ◇
|
|
SNSユーザー達から
「Googleストリートビューでこの隧道に入ってみたんだけど、ある地点から前に進めない。 逆側からどうだろうと試したけれどある地点から前に進めない。 ・・・一体何が????」
「ナンバープレートも成仏したり成仏出来なかったりするんですね 勉強になりました ありがとうございます」
「数字を含んだ文字列の検出で 自動的にモザイクかける感じなのかね (・_・) 前後でモザイクかけられてたり そうでなかったりしてるのは 数字の大きさも関係してるからか? (高さ制限の看板) つまり木々から漏れる光的なのが 数字と認識されて モザイクがかけられた?」
など数々の考察や驚きの声が寄せられた今回の投稿。
谷津隧道は狭い上にほとんど照明がなく不気味なことから「バケトン(お化けトンネル)」などと呼ばれることもあるが、地元住民の間では日常的に利用されており、特にいわくつきの場所というわけではない。今回話題になったモザイクは、おそらくGoogleのAIが崖や霧の模様をナンバープレートと誤識してしまった結果なのだろう。
なお今回の話題を提供してくれたYouTubeチャンネル「Daig_O【GeoGuessr】」でGeoGuessrの実況動画を公開している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)