
山遊びに最適な季節になりました。休暇の予定として、登山やキャンプなどを計画している人も少なくないでしょう。
ここでは前編から引き続き山遊びに最適な腕時計の中から、特に登山にもおすすめの本格派モデルを紹介します。
●カシオ G-SHOCK マスターオブG レンジマン GW-9400J-1JF
山登りをはじめとした幅広いシーンで活用できる1本を探している人には、トリプルセンサー(高度、方位、気温)を備えた、G-SHOCKのスペシャルモデルを紹介します。
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「GW-9400J-1JF」は、過酷な環境に挑む人々に向けた「マスターオブG シリーズの登山家向けモデルです。本機では、シリーズを通したG-SHOCKの特徴である20気圧防水と耐衝撃構造に加え、「高度(気圧)&方位&気温」の計測が可能なトリプルセンサーを搭載。本格的な登山にも対応可能な仕様が見どころです。
本機のケース幅は約53mm。装着時のボリューム感は、特筆に値します。3時位置の操作ボタン部には、メタル製のシリンダーガードを備えた「ボタンガードシリンダー構造」を採用。スムーズなボタン操作が可能です。バンドはカーボンファイバーと樹脂を一体成形した仕様で、過酷な環境でも安心して使用できる耐久性を備えています。
駆動部には、日米中欧の6地域での電波受信が可能な、電波ソーラー方式の駆動モジュールを搭載。高い実用性を備え、登山をはじめとしたさまざまなシーンで活躍してくれる1本です。ショッピングサイトでの実売価格は4万円台前半からとなっています。
別型番にて、装飾部の仕様などが異なるカラバリモデルもラインアップされています。
●腕時計らしい外観に、豊富な機能を詰め込んだアナログモデル カシオ プロトレック PRW-51FC-1JF
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アウトドアウェアだけでなく、普段着にもマッチする腕時計を探している人には、腕時計らしいアナログ文字板が目を引くクライマーズモデルを紹介します。
「PRW-51FC-1JF」は、カシオが登山家に向けた「プロトレック」シリーズからの1本です。親しみやすく、読み取り性にも優れたアラビア数字のインデックス(時指標)。ベゼル部のグレー色とゴールドの装飾が、外観にアクセントを添えています。「腕時計らしさ」が感じられ、幅広いファッションになじみやすい外観です。
駆動部には、世界6地域での電波受信が可能な、電波ソーラー方式の駆動モジュールを搭載。「高度(気圧)&方位&気温」の測定が可能な、トリプルセンサーも搭載しています。樹脂素材にはバイオマス樹脂、風防(文字板前面のガラス体)にはサファイアガラスを採用。環境への配慮と同時に、耐久性も考慮された仕様です。
親しみの湧く外観に本格的な機能を搭載した、自然を愛する人のための1本です。ケース径は約47mm、10気圧防水です。実売価格は5万円台半ばからとなっています。
装飾部の仕上げが異なるカラバリモデル(別型番)も用意されています。
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●スマートな外観が魅力的なロングセラーモデル スント コア オールブラック SS014279010
豊富な機能を備えつつ、シンプル&シックな外観の1本を探している人には、北欧発のブランドが誇るロングセラー機を紹介します。
スント(Suunto)は、フィンランドの測定機器メーカー。「リストップコンピュータ」と称し、多彩な機能を備えた腕時計製品を展開しています。「コア」は、同社が2007年から販売している定番モデル。電子コンパスや高度(気圧計)、温度計などの多彩な機能を、北欧製品らしいシンプルな外観に収めた1本です。大型の液晶表示部を備え、視認性に優れている点もポイントです。
オールブラックのカラーとなる本機は、ポイント装飾部を除きブラックに統一された外装と、反転液晶との組み合わせが特徴です。ブラックに統一された外観が格好良く、アウトドアでのさまざまな装いにマッチします。
世界中の登山家に愛されてきた機能性と、スマートなデザインが魅力的な1本です。駆動部は電池式クオーツ、ケース径は約49mmです。実売価格は1万円台後半からとなっています。
●お気に入りの1本を腕に、フィールドへ!
今回は2記事にわたり、登山やキャンプ、ハイキング向け腕時計の選び方と、おすすめの製品を紹介しました。キャンプやトレッキングに最適なフィールドタイプの腕時計から本格的な登山に対応したハイスペックモデルまで、さまざまな選択肢が存在することが分かりました。
愛用のモデルを選ぶに当たっては、ウェアとの相性や、「アウトドア以外の場面でも着用できるか」も重要でしょう。お気に入りの1本を腕に、休日のレジャーを思い切り楽しんでください!