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富士山が噴火した場合に備えた東京都の「地域防災計画・火山編」が改定されました。今回の改定では住民がどのように避難するかの基準など、具体的な対策が初めて盛り込まれました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「富士山噴火に備える東京都の新しい防災計画」を解説します。
Q 富士山って火山だったの?
A 富士山は過去5600年に約180回噴火している活火山です。
Q 富士山が噴火した時に、どんなことが想定されているの?
A 「西南西の風が15日間続き、都内に約1億2000万立方メートルの火山灰が降る」と想定した場合、多摩地域や区部の大部分で火山灰が2〜10センチ以上積もり、東日本大震災の災害廃棄物の約2・5倍が堆積(たいせき)するとされています。
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Q 住民はどんなふうに避難するの?
A 降灰が3センチ未満なら自宅で生活を続け、3センチ以上30センチ未満は在宅避難を基本とし、場合によっては避難所も開設します。30センチ以上になると木造建物が倒壊する可能性があるため、「域外に避難する」としました。
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