【全米テニス】大坂なおみ、5年ぶり決勝進出ならず フルセットで世界9位アニシモバに惜敗

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2025年09月05日 13:54  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

準決勝に臨む大坂なおみ(ロイター)

<テニス:全米オープン>◇4日(日本時間5日)◇女子シングルス準決勝◇ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター



過去2度の優勝を誇る第23シードの大坂なおみ(27=フリー)が、世界9位で第8シードのアマンダ・アニシモバ(24=米国)に1−2(7−6、6−7、3−6)で敗れた。2時間56分に及んだ死闘の末に、準決勝で姿を消した。5年ぶりの決勝進出とはならなかった。


第2セットまでは、ともにタイブレークを制し合う一進一退の攻防を演じていた。ところが、最終3セット目は左ふくらはぎを気にする様子が見られると、足が止まった。


ここまで冷静に試合を運んできた大坂だったが、徐々にミスも増加。一方で、相手は準々決勝までの5試合で1セットしか落とさずに勝ち上がってきた。過去も2戦2敗の難敵で今回も3度目の苦杯をなめた。それでも、アニシモバとハグを交わすと、笑顔で手を振りながら会場を後にした。


3日(同4日)の準々決勝で第11シードのカロリナ・ムホバ(チェコ)にストレート勝ちし、5年ぶりの準決勝進出を決めた。自身のSNSで「私がここに戻ってきたなんて信じられない」と喜びをつづっていたが、ベスト4で力尽く終戦となった。


今大会の大坂は23年7月の出産後、グランドスラム(4大大会)で初めて8強に進出。相性のいいハードコートで18年、20年に次ぐ3度目の頂点を狙ったが、あと1歩、届かなかった。


<東京五輪後の大坂なおみ>


◆20年9月 全米OPで2年ぶり2度目の優勝


◆21年7月 東京五輪開会式で聖火最終点火者、成績は3回戦敗退


◆21年9月 全米OPで3回戦敗退し休養


◆22年1月 全豪OP前哨戦で復帰


◆22年4月 マイアミ・オープン準優勝


◆23年1月 妊娠を公表


◆23年7月 長女シャイちゃんを出産


◆24年1月 ブリスベン国際で1年3カ月ぶりにツアー復帰し初戦突破


◆24年1月 全豪OPで2季ぶりに4大大会復帰


◆24年5月 全仏OPで2年4カ月ぶりに4大大会勝利


◆24年7月 パリ五輪で1回戦敗退


◆24年8月 全米OPで3年ぶり初戦突破


◆25年1月 人気ラッパーのコーデーとの破局を公表


◆25年1月 全豪OP3回戦を腹筋の負傷で棄権


◆25年7月 ウィンブルドンで7年ぶり3回戦進出

このニュースに関するつぶやき

  • ムホバ戦までは生で見れていたんだけど、アニシモバ戦は試合時間を失念していて見逃しました。3時間の激闘だったのね。生で見たかったぁ。今回は惜敗みたいだけど調子が上がって来てるので次戦に期待
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